私は昔から激安品が好きだ。
お値打ち品、とか値下げ品、セールなど目がなくて
定価の商品より 先にセール品ワゴンを見る方だ。
掘り出し物を見つけるのが大好きで 激安品を見つけると凄く嬉しいので
節約云々、というよりも 趣味みたいなもので よく激安の
服など着ては 「これ100円 (500円、千円)など 激安自慢?していたら
ある時 高校の同級生に
「なぜ そんな安いのばかり買ってるの? 私は安い物買うとプライドが廃るから
お金さえあれば 高い物(ブランド品)を買いたいと思うけど」
と言われたことがあって 他の友にも 「よくそんな安いの見つけるね」 と
「ワゴンとか 山になってるところにあるよ」と 言うと 「私はワゴンとか見ない」
という会話から 友達の多くは私の安物自慢を 「?」 と思っていたみたいだ。
よくテレビで東京の人は 高い物自慢をするけど、関西人は安い物自慢をする と
いう話が出るが 私は 関西風なのだろうか?
(東京でも 安い物好きな人はたくさんいるとは思うのですが)
義理の母にもよく 「安物はダメよ」 と言われていたけど
私は 人には感化されないタイプなので 変えないでいたら
最近の義母が 私寄りになって来たように思う。
昔の私は ただ、安ければ 買わずにいられない、という感じで
激安を見つけるたびに いらないものでも、好みと違っても何でも
買ったりして 「安物買いの銭失い」 状態だったけれど 最近は好みの、必要なものが 格安だったら買うようにしている。
以前、PTAスポーツクラブでも 高い物自慢をするタイプのお母さんをよそに
私は安い物を着ては 「安いのが好き」と 何気なく 話していたら
ある日 高い物自慢のはずだった お母さんが 着ているTシャツを
「これ 100円!!」 と皆の前で言っていて
「どこで買ったの! 私にも買ってきて~~」 と言われていたから
私も欲しくなり よく行くお店だったので 直ぐに同じものを 買いに行った。
そしてPTAスポーツクラブに着て行った。
「なんだ~ 買ってきたの~? 私に言えば買ってきてあげたのに~」とそのお母さん。
その後も何度も100円のTシャツや 198円のパーカーを買ってきては自慢していた。(!?)
後に その激安服屋さんで よく そのお母さんと バッタリ会い
「ここで買ってからは 他で買えなくなっちゃうね」と 言っていた。
高い商品は 品質も良いという事はある、と認めるし 夫が
「もっと高い良い物を買ったら?」とも 言うけど 私は
同じようなものを 高い値段では 買いたくない。
杉本彩さんが 「私はブランド物を着ないんです。
自分自身がブランドという気持ちなので 服は今日も2900円くらいのものです」と言っていて 「素敵」だと思った。
価値観は人によって違う。
私は 「激安」が 好きで 「激安品を見つける事」が 趣味。
きっと 一生 やめられない。