気分転換

今日は合奏団の練習日。

いつもは車で出かけていたけど、ガソリンは高いし、会場の側の駐車場が取り壊しされてしまったため、高速バス＆地下鉄に変更。
高速バスで50分、地下鉄7分なので、家から70分みておけば着いてしまう。
荷物が多い時は大変だけど、安いし、バスの中で寝られるし、こちらにしちゃおうかな・・・

１ヶ月ぶりの合奏だけど、仕事で煮詰まっていただけに、いい気分転換になった。
選曲の関係で、降誕祭の夜はいいとしても、夢の魅惑、彷徨える霊、初夏の歌等を、初見で通して行くという強行軍だけど、粗いながらも雰囲気を出してしまえるところはすごいような気がする・・・

へたれていた心に力をもらった気がする。

ついでにTower Recordに寄って、Ana VidovicのＣＤトロバ作品集を買ってきた。
ねちっこくない軽やかなトロバというか、技術的な余裕がなせる技か、セゴビアとは雰囲気が全然違う。
ラッセルのトロバ作品集を最初聞いた時はさっぱりした感じに聞こえたけど、アナの後で聞くと色気ムンムンに聞こえるから不思議。

でも脚色が少なく、明快なアナの演奏の方がトロバという作曲家の思いがストレートに伝わってくるのも事実。

スパニッシュな歌心ってわからない部分が多いので、変な歌い方をするよりも、アナのような歌い方の方がいいのかもしれない。
ただし、相当に高いレベルの技術が要求されてしまうけれども・・・

色々と考えていたら、明日への元気が湧いてきた。
仕事嫌い人間が、仕事に没入してたらへたれてくるというのを痛感した日曜日の午後。