折角のシルバーウイーク、ずっと巣ごもりというのもどうかと思い、安近短ドライブに出かけました。
まずは、弥富野鳥園。
10時半頃に到着しましたが、人がほとんどいない・・・
施設の3階にある展望台に登り、干潟を眺めると、確かに野鳥はいます。
いますが、「おぉっ」という雰囲気ではありません。
これ以外は、池でかるがもたちが泳いでいるくらいでした。
時期が悪いのかなぁ・・・という思いで、展望室を後にして、2階の資料館に。
綺麗な野鳥の写真が一杯で、もう少し沢山いたらなぁというわずかですが不満が膨らみます。
11時半になったので、
が好きな横綱ラーメン(港区)で昼食。
ここまで来たら、すぐ近くにありラムサール条約で指定されている、あの「藤前干潟」に行くしかないと
に進言。
施設に行く手前で、野鳥(カワウかな?)の群れを発見。
早速に車を降りてパチリ。
展望施設に行くと、こちらの方が新しくて、雰囲気がよさげです。
バードウオッチングのベテランっぽい、高そうな機材を抱えた年配のご夫婦らとすれ違いました。
辺りを見渡すと、その筋の人(?)と、普通の人が半々かな?。
パチリした中の1枚。
鳥などの生き物好きの
は大はしゃぎ。
私も、満たされた感じです。
以前、港の関係の仕事をしていましたが、秋になると海が真っ白になるぐらいの渡り鳥が来ました。
その頃、また来ようかな?
持っていった双眼鏡(景品でもらったもの・12倍)では、完全に役不足。
施設の双眼鏡でもちょっと苦しい感じで、
より年配の夫婦の方が持っていたよさげなもの(フィールドスコープ)を購入せよとの命が飛びました。
最低でも1万円ちょい、年配の夫婦が持っていたのは高そうな代物ですが・・・
カメラですが300mmの望遠を使用してトリミングしてこの状況なので、テレコンつけて×2にしてもどうか・・・という感じです。
写真はいずれも手持ちですが、フェンスとか壁を利用して、やっとこさ撮ってる状況です。
風が吹くと、その都度、手が揺れます。
この揺れは、馬鹿にできなくて、やわな三脚ではおさえきれない感じです。
さらに倍率を上げるとなると、2kg以上の頑丈な三脚じゃないと揺れを押さえきれないと思います。
野鳥については、どうすれば安上がりで観察したり撮ることができるか、じっくり考えてみる必要ありです。
この藤前干潟ですが、
が小~中時代に住んでいた学区内にあります。
当時は、気にもとめてないくて、こんなとこがあったという認識もなかったとのこと。
折角なので、
が住んでいた付近を散歩することにしました。
当時のうどん屋、米屋、肉屋(コロッケ)などが、まだ残っていて、懐かしさにひたっている
。
肉屋さんの前で足が留まったので、懐かしのコロッケを買いに行きました。
注文してから揚げてくれるので、その間に
が「○○君元気ですか?」と店主の奥さんに話しかけたので、よもやま話に発展。
そうこうするうちにコロッケが揚がって、「○○さん、こちらに来たら、また寄ってね。」との声に見送られて、店を出ました。
車の中で食べたアツアツのコロッケは、おいしかったけど、
にとっては、懐かしい特別な味がしたかもしれません。
次の行程は「乗り鉄」。
「買い物がある」とのリクエストを受けて、マイカル桑名経由で阿下喜に行きました。
第三セクターで運営する北勢線の終点駅です。
軽便鉄道という低い水準の規格の電車で、線路幅が狭く、電車も小振り。
統一規格に格上げされたり、廃線になったりということで、現存するのは、この北勢線と四日市市内を走る内部線のみとなっています。
運営する近鉄から廃線の話が出て、関連する市町と地元の鉄道業者である三岐鉄道がタイアップして営業権の譲渡を受けて、運行継続しています。
駅舎を直したり、駐車場を整備したり、道の駅にしたりと、営業努力を重ねて、徐々に利用者が増加しているようです。
折角なので乗ってみました。
外見は化粧直しされていますが、中に乗ると相当にレトロ。
扇風機はどう見ても昭和30年代前半の代物です。
それを見た
が、あまりのインパクトに涙を流しながら笑いを堪えていました。
両脇に座ったら、立って乗るスペースはないと思えるほど、幅は狭いです。
田園地帯や林の中を、ゆっくりと走って行きます。
昭和の香りに包まれながら、長閑な気分になります、いいなぁ、こういうの。
東京、横浜、名古屋と都会にも住んできましたが、住むのだったら、こんなところの方がいいなぁ・・・
すこし町らしくなってきた大泉駅で下車。
5時を回っていたので、道の駅である物産施設は店じまいしていました。
15分ほど回りを散歩して、阿下喜駅へ戻ることにしました。
この時間は無人駅になります。
夕焼けの中で、パチリ。
こんどは反対側に座り、行きとは違う眺めを味わいました。
1時間弱の往復で、鉄オタのオーラをむんむんに漂わせた、高校生二人組テツ、親子テツなど10人近くのテツと遭遇しました。
彼らは動きが早い!
駅舎を撮ってると思いきや、いつの間にやら、色々な角度から列車を撮っていて、前から後ろまで、素早くチェックしていたりと、その動作は宅配便ドライバーと同じように早足でした。
なんちゃってテツの私たち夫婦と違って、まさしく彼らは筋金入りのテツ。
目が真剣そのもので、気合いが違います。
鉄オタ、畏るべし!
α200のキットレンズですが、望遠ズームはいいんだけど、標準ズームは写りが少し甘いです。
フィルムの時に使っていたαの標準ズームは、色のにじみや甘さはなかったのに・・・
冬のボーナスで、もう少しいいものを買おうと心に決めました。
電車はいくつも撮りましたが、動くものを撮るのって、難しいですね。
撮り逃したら・・・という思いが働くのかシャッターが早くなりがち。
これはと思ったら、電線の影が車体に写ってしまったりとか。
撮りテツになるためには、もっと腕を上げなきゃ・・・
帰りに窓口で、運が向いてくるという「大穴馬券」の入場券を買いました。
上げ馬神事で有名な神社で、ご祈祷済みだそうです。
No.1635と刻印してあって、このデザインになってから、1635人に売ったってことなのかな?
高三の
、お金を貯めたり数えるのが好き&ピーチクパーチクうるさいので、我が家では「キイロイトリ」と呼んでいます。
来年、受験ということで、キイロイトリのぬいぐるみの下に、この入場券を入れてお供えしておくことにしました。
奇跡が起きればいいけどね
シメは、阿下喜駅のすぐそばにある阿下喜温泉。
観光というより、近場の方が多いようですが、先程、見かけた親子テツ達もいました。
温泉入って、サウナに入って、風呂上がりのフルーツ・ジュースでシメました。
小さい頃、店舗兼用住宅に住んでしましたが、お風呂がなく、すぐ近くの銭湯に通っていました。
その頃を、ふっと思い出しました。
すっきりした気分で、7時前に家に到着。
安近短の典型ドライブでした。
野鳥を見て、ラーメン食べて、コロッケ食べて、電車に乗って、お風呂に入って・・・
どれも日常の延長線にありますよね。
でも、不思議に満足度の高い1日でした。
も、最初は「付き合ってやるわい」という感じでしたが、かなりツボにはまった様子です。
さぁ、今日は何しようかな?