納品されてから二カ月が経ちました。
フィンガーピッキング用に調整してあるギターなので、マーティンのシルク&スティールという弦を張ってみました。
ライトゲージの時は、友人の持つマーティンD-28に比べると、華やかなドンシャリ感は少し抑えめで、品のいい中音が魅力という感じでした。
弦のせいか角が取れたせいか、新しいギター特有の高音域が華やかな感じになりました。
シルク&スティールは、やや弦が細く、低音も弱めですが、丁度いいバランスで鳴っています。
私の経験だと、年数が経つにつれて高音域がすっきりして基音の鳴りがはっきりしてくる、いわゆる枯れた音になってくると思います。
中には低音がぶよぶよしてしまうものもありますが、今のところ低音は締まっているので、その点は大丈夫だと思います。
頑張って弾き倒さないといけませんね。
フィッシュマンのピエゾを付けてあります。
結構いい線いってると思われますが、そのままではやせた音だし、くせはあります。
お値打ちなベリンガーのエフェクターを通してみると、それなりの音の太さにはなりますが、ピエゾ特有の頭がつぶれた音です。
軽いコーラスとやや強めのリバーブで、エレアコとして綺麗な音を目指すのがよさげですね。
クラシックギターと比べると少しテンションが高く、フレット幅が狭いため、左手の押さえ方の自由度は少ないです。
右手の引っかかりも大きいので、確実に弾くこと、タッチもクラシックほど強くしない方がよさげです。
慣れがいります・・・
アコギソロの楽譜を幾つか買ってきました。
特殊奏法を別にすれば、クラシックでいうと中級クラスの技術があれば模範演奏に近いレベルで弾けると思われます。
でも中級クラスって、カルカッシ25の練習曲やソル20の練習曲が弾けるってことなので、希少人種ではありますが・・・
希少人種の方なら、いいアコギをゲットして楽しめると思います。
腕が落ちているので、頑張らないといけません。