私たちの体を放射能から守るために、今できること
原発事故から5年半あまり経過しました。
まるで事故がなかったような東京五輪の演出。
多発する福島の子どもたちの甲状腺がん。
「安全・安心」という名の帰還の強制。
いま、海の汚染はどうなっているのか。水は、食品は大丈夫なのか。
時間とともに情報が少なくなり、真実が隠されています。
健康と子どもたちの未来を守るため、私たちにできる何かを考えてみませんか。
お話 川根眞也さ
●プロフィール
さいたま市の公立中
学校理科教師。内部被ばくを考える市
民研究会代表。井戸川裁判を支える会
共 同 代 表。2011 年 3 月 11 日 か ら、地震と原発事故を調査し、インターネットなどで情報発信してきました。
東京・埼玉を中心に全国で講演多数。
会場までのアクセス
京成船橋駅・東口から徒歩約 3 分
JR船橋駅・南口から徒歩約 5 分
2016年11月23日 水・休 午後1時~
会場:船橋市勤労市民センター2F・第1会議室
(船橋市本町4-19-6)
主催:原発なくせ!ちばアクション/避難プロジェクト@ちば
ゆるせない! 検査の縮小・打ち切り
「娘は3 年前に、県の検査を受けて甲状腺がんと診断されました。検査や治療をしている福島県立医大が混んでいて、再検査に半年待たされているうちに、リンパ節に転移してしまったんです。もう少し早く検査・手術ができていれば、再発や転移のリスクも減らせたはず。それなのに、検査を縮小するなんてありえない」(50 代女性・郡山市在住、『女性自身』9 / 22 号より)
福島の子どもたちの甲状腺がんは175人に増加しています。このなかで、甲状腺検査の規模縮小を福島県の小児科医会が要求。「検査の縮小・打ち切り」論が公然と言われています。
検査縮小・打ち切りは、この事実を隠し、うやむやにし、事故をなかったものにするためのものです。未来を生きる子どもたちのた