もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

福島でいのちに寄り添う診療所

2013-02-25 18:21:10 | 動画

スナメリチャンネルより転載

佐藤幸子さんたち「福島診療所建設委員会」の皆さんは、福島の地に子どもたちの命や健康の拠り所となる診療所を建設しようと取り組まれてこられ、全国からの支援を受けて、昨年12月1日に福島駅の近くに「ふくしま共同診療所」を開院されました。甲状腺検査ができる機器も備え、希望すれば尿や血液検査も受けられるということです。

福島県県民に健康管理調査を行っていますが、「100ミリシーベルト以下は問題ない」という前提に立っていて、今回の福島原発事故によって健康に影響が出るとは考えていないということです福島県のホームページより)。

健康管理調査の主な内容は、『基本調査』と『詳細調査』があり、

『基本調査』は行動記録のアンケートをもとにした外部被曝の推定。

詳細調査』は事故当時18歳以下だった子どもを対象にした「甲状腺の検査」と、避難区域等の住民や基本調査の結果必要と認められた人を対象にした「健康調査」です。「健康調査」では血液検査や尿検査を行うようですが、主な目的にこころのケアを掲げています。 

健康に影響がないという前提で行われる調査には甚だ疑問を感じます。原発の安全神話の後は、放射能の安全神話をつくろうとしているように思えます。

「ふくしま共同診療所」に賛同している北海道がんセンター院長の西尾正道さんも今のやり方に警鐘を鳴らす医師のお一人です。心配を抱く福島の方に親子で受けられる甲状腺検査を実施されました(上の映像です)。

県の検査結果は紙で通知され、のう胞や結節(しこり)があっても小さければ(のう胞20mm以下、結節5mm以下は)異常なしとされ、次の検査は2年後となります。西尾さんは、結果だけ伝えるのではなく、丁寧に説明し、経過観察できるよう画像を渡していました。

ついでにと僕も検査して頂きました。何もなかったですが。簡単にできるものなんですね。

 

今の基準のもとになっているICRP(国際放射線防護委員会)は、科学ではなく物語であると言う西尾さん。反骨のがん専門医のお話をぜひお聞きください。(良ければ、シェアして伝えてください)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=B1txoH13F7o

気になるところをメモしました↓

★現在のICRP(国際放射線防護委員会)およびIAEA(国際原子力機関)の基準は生命を守る科学的基準ではない。避難基準や医学教育が内部被曝を全く考慮していない基準であり、原子力政策を推進するための「物語」でしかない。

★「年間5ミリシーベルト以上」となる地域に住み続けている人達に健康被害が出ているチェルノブイリ事故後の実態を考慮すべき。

「約5ミリシーベルト/年」=「0.6マイクロシーベルト/時」は放射線管理区域。労働基準法では18歳未満は働いてはいけない、医療法では飲み食いしてはいけないところ。 「20ミリシーベルト/年」は放射線管理区域の約3.8倍。

★ICRPが根拠にしている被爆者の定義=広島と長崎の爆心地から2キロ以内の人=推定100ミリシーベルト以上被爆

「100ミリシーベルト以下は安全」ではなく、調査をしていないだけ。内部被曝を考慮していない。 また、約5年後に調査を始めたので、その時点で生存している人のみが対象。

★ICRPは被ばくの被害をガンのみとしている。

★日本の原発作業員20万人(累積平均13.3ミリシーベルト)の調査(2010年、文科省の委託で放射線影響協会)によると、

累積10ミリシーベルトで全ガン死4%増(肝臓ガンが13%増、肺ガンが8%増)

★内部被曝を全身化換算することで過小評価している。

まだまだあると思います。皆さんもメモしてみて下さい。

大変な状況ですが、命の視点に立ち、判断・行動していきましょう。

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映画づくりを応援して下さる皆様に感謝!

祝島と福島と海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー「祝福(いのり)の海」



「わすれないふくしま」 映画紹介

2013-02-23 11:49:39 | 動画

http://wasurenai-fukushima.com/#about

 

監督のフェースブック

About

2011年3月11日東日本大地震、そして太平洋沿岸部500キロに渡る大津波により多くの人々が犠牲になった。福島県また、その翌日の3月12日からの福島第一原発の爆発により大量の放射能が放出された。この映画は2011年5月福島第一原発北西に40キロの福島県飯舘村から始まり、そこから避難したある家族と、いまだ警戒区域で300頭の牛を飼い続けている畜産家の日常を追った記録です。その背景には、原発事故後、牛を殺処分させられた酪農家が自殺した事件、フィリピン人妻を持つ家庭の現実など様々な問題が存在した。 監督は「忘れられた子供たち スカベンジャー」で第44回マンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞を受賞した四ノ宮浩。震災直後の2011年4月下旬から福島に入り撮影を始め、2012年12月末までカメラを回し続けた。作品完成後も監督は福島を忘れないために現地に居続けている。

 

東京都写真美術館東京

2013年3月2日~3月29日 ※毎週月曜日休映

上映時間 11:00/13:30/16:00/18:30

東京都写真美術館 http://www.syabi.com/
(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

【特別鑑賞券】1,500円(税込) [当日一般1,800円(税込)]


< 四ノ宮監督 舞台挨拶決定! >
3/2(土) 11:00の回 上映終了後/13:30の回 上映前
     ゲスト:菅野バネッサさん
3/3(日) 11:00の回上映終了後/13:30の回 上映前
     ゲスト:希望の牧場(エム牧場浪 江農場) 吉沢さん

■問合せ先:トラヴィス TEL:03-6276-1820

2・11ティーチイン―怒りの声あり、笑いあり、感動ありの4時間の大討論会

2013-02-14 11:09:35 | ちばアクションの活動

 

 

 2・11ティーチインは、約4時間にわたって、参加者それぞれの怒りの声あり、笑いあり、感動ありの4時間の大討論会となりました。

まず、ちばアクションから①冬休み保養、②ふくしま疎開裁判、③千葉の水源地問題の報告が出されました。また、これからの反原発運動を考えていくうえで、国のあり方を変えようとする憲法改悪の問題を自民党改憲草案をもとに事務局から提起しました。

 この提起をベースに、参加いただいた方から、普段思っていることを率直な声が寄せられました。多くの参加者が、安倍自民党政権の登場への危機感が語られました。また、3・11から2年間も経過しても、「風化している」ということも語られました。あるお母さんが「学校に行くとまだ変な目で見られる。だけど、息子には弁当をもたせている」。青年労働者の方から、「バイト先でアンチ反原発派が増えた。フェイスブックでしか原発のことは話せない」。署名活動を精力的にやっている方からも「事故直後は、署名に応じてくれる人が多かったが、いま街頭の反応が悪くなった」というような具体的な例が出されました。

 また議論のなかで、共通した大きなことは、3・11直後「原発は危険。私は脱原発です」と表明したことによって、今まで付合っていた友人関係や家族関係が劇的に変わってしまった、ということです。国が「安全」、「復興」ということに対して、身近なことでも「原発は危ない」「脱原発を」ということ自体が<非国民あつかいされている>と感じていることです。それが、2年間変わらず続き、安倍政権になり、これからも続き、もっと悪くなるのかも…、という率直な思いが寄せられました。

このような意見をめぐって、真剣な意見が交わされました。結論は、「福島がいまどうなっているのか」という視点から世の中を見ていくという意見でまとまりました。

「福島では国の安全キャンペーンがもっと大きな力がはたらいています。これが、今、福島だけではなくもっと普遍的な全国的な問題となっています。私たちは『国が安全だ』という大きな圧力に、あきらめ、流されて「3・11」以前の生活をおくるのか、それとも「いや安全ではない」「脱原発を目指すべきだ」という二者択一が例外なく全員に迫られています。それは、戦前で言えば「非国民」あつかいされるということです。学校や職場、家族や友人の間でも同じようなことが起きています」

「福島では、原発や放射能のことを公に口にできる保護者は学区に一人くらいしかいないそうです。しかし、重要なことは、原発事故で『国はウソをつくものだ』、『国は信用できない』と“支配の構造をわかった”“価値観が180度変わった”と確信をつかんだ人たちが、全国を見渡せば膨大に生まれてきたということです。どんなに正しいことでも、さしあたりは少数からはじまります。戦前のように真実を明らかにし、正しいことを言った人たちが非国民扱いされてきました。その少数の「心が折れ」なければ、絶対に大きくなります。なぜならば、原発事故、被曝の問題が、国を崩壊させるほど深刻だという事実は変わらないからです。だからこそ、国は徹底的に被曝を隠蔽し、情報統制します。だから、いま声を上げている福島の人たちをはじめ、全国の人たちとつなっていけば、絶対に変わります」このような意見でティーチインがまとまりました。

 3・11の福島現地は、「復興」「絆」というかたちで、事故を風化させようと国と福島県は必死になっています。いま福島では原発とか放射能という言葉が入れば、公共の施設は貸し出さないそうです。これこそ、安倍政権のやろうとしている憲法第21条の言論・表現の自由への規制であり、憲法の停止です。私たちは、3月11日を福島の事故を絶対に忘れない、「非国民」の大集会にしよう、という結論に至りました。終了後、参加者の方から「長期化していることによって、地域などの放射能を守る会などが閉会しています」「つながりをつくるためにも、今日のような企画をまたやりたい」「率直に話す機会が欲しい」という切実な声が寄せられました。


危うい「地上の太陽」=核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名を

2013-02-08 17:06:56 | 東京新聞

多治見を放射能から守ろう!市民の会

【署名に関するルール】
■2月20日までに回収 ■自筆で中学生以上の方 ■氏名等の個人情報は他の目的には使用しません。

2013.01.25
核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名ダウンロードはこちら
2013.01.25
核融合は本当に夢のエネルギーでしょうか?(チラシ)ダウンロードはこちら
以下

れんげ通信ブログ版より


中日新聞(東京新聞)特報が、核融合科学研究所の重水素実験について取り上げました。

画像




危うい「地上の太陽」

放射性物質を放出/拒否投入でも実用化見えず

燃料無尽蔵 CO2出ない

よぎる原発  住民不安


焦点のひとつトリチウムの回収は?推進側の発言、記録より 

トリチウムの回収率はバナナのたたき売り  

 
 2004年  99.9%  原研 トリチウム工学研究所 林 巧氏

 2012年  95%   核融合科学研究所主催住民説明会
 
 2013年  90%   核融合科学研究所所長



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2013年2月7日 中日新聞特報

危うい「地上の太陽」

「夢のエネルギー」「地上の太陽」。原発ではない。核融合発電のことだ。実用化に向けた実験が岐阜県土岐市の核融合科学研究所で計画されている。放射場質が放出されることから、地元住民に反対の声がある。巨額の層用もかかる。そもそも、核融合発電は実現できるのか。(荒井六貴、上田千秋)

核融合発電 岐阜・土岐で実験

放射性物質を放出/拒否投入も実用化見えず 

燃料無尽蔵 CO2出ない 


「実験で発生する中性子は、完璧に抑えることができる。放射性物質のトリチウムもごく微量を放出するだけで、住民に迷惑を掛けることばない。研究所の小森彰夫所長(61)は胸を張った。

 耳慣れない核融合発電とば、何なのか。水素の仲間の重水素と三重水素(トリチウム)の原子核を、ばらばらなプラズマ状態にし、原子核同士を衝突させること(核融合)で、熱エネルギーを発生させる。後は、火力発電や原発と同じように水蒸気で発電夕ービンを動かす。

 実は、太陽の光や熱は核融合によって発生している。このため、核融合発電は「地上の太陽」とも呼ばれる。

 重水素と、トリチウムのもとのリチウムは、海水から取り出す。研究所の竹入康彦教授(55)は「燃料は無尽蔵で、二酸化炭素(CO2)も排出しない。三十年以内の発電を目指す」と鼻息は荒い。

 プラズマ状態をつくるためには、密閉空間で高温へ高密度にすることが必要だ。これが非常に難しく、各国が競って実験を進めている。

 十階建てマンションほどの建屋の中に、大型ヘリカル装置(LHD)と呼ばれる巨大なドーナツ状の実験装着が置かれている。直径十四㍍、高さ十㍍ほど。世界最大規模の実験装置で、年間の電気代は四億円もかかる。
 
 ドーナツの上に立つと、UFOに乗っているかのようだ。LHD内に立つと、ステンレス製の真空容器と、超電導磁石が、らせん状に組み込まれている。真空容器の中では、防じん服を着た作業員が、保守・管理作業をしていた。

 計画している重水素実験では、一億二千万度以上の高温と、高密度の環境を真空容器内で作り出す。実用化に向けた重要な実験だという。

 実験の核融合で、放射性物質のトリチウムと中性子が発生する。実験は九年間。トリチウムは年間積算で最大五五五億ベクレルが発生する。

 小森所長は「トリチウムは放射性が弱く、排出したうちの90%以上を回収する技術が確立している。外部に放出されるのは極めて微量だ」と強調する。中性子線は、建家の厚さ二㍍のコンクリート壁で遮る。壁がなくても、付近住民に健康影響が出るレベルではないという。中性子によって、LHDは放射能に汚染されるが、四十年で安全なレベルになるとする。「容器の中に、外から空気が入ったり、燃料を入れ過ぎたりすると、核融合は止まってしまう。燃料の注入を止めれは、何も起こらなくなる。原発と違って制御でき、安全性は高い」

 名古屋大プラズマ研究所を母体に、文部省所管の核融合科学研究所が名古屋大に設立されたのは一九八九年。九七年に土岐市の現在地に移転した。研究所は昨年十一月、重水素実験を開始するため、岐阜県と地元の土岐、多治見、瑞浪の三市と三月までに同意協定を結ぶ方針を明らかにた。三市は、パブリックコメントを募ったり、住民説明会を開くなどしている。実験は早ければ、一五年度にも始まる予定だ。


よぎる原発 住民「反対」

 地元住民には、この実験に対し、不安視する声が広がっている。多治見市の住民団体「多治見を放射能から守ろう!市民の会」や、子どもを持つ母親のグループが反対の署名活動を開始。すでに二千人近くを集めたという。
 「市民の会」代表の農業井上敏夫さん(63)は「トリチウムを除去できると言っているが、本当に可能なのだろうか。安全が宣伝されていた原発でも、想定外の事故は起きた」と訴える。

 隣町瑞浪市には高レベル放射性廃棄物を地下に処分するための研究施設がある。井上さんは「核関連施設の集中立地につながるのでは」と懸念を口にした。
 安全性に本当に問題はないのか。

 理化学研究所の元研究員の槌田敦氏(物理学)は「トリチウムの危険性は極めて高い。許容量の十倍で細胞の半数が死滅する場合もある。ひとたび事故が起きれば周辺住民への影響は避けられない」と危惧する。
 
 一方、九州大学の田辺哲朗特認教授(核融合工学)は、「トリチウムはよほどの量を体内に取り込まない限り、危険性は少なく、核融合は核の灰が出ないので、原子炉よりはるかに安全。化石燃料を使えるのはせいぜい数百年で、核融合などの核エネルギー開発は不可欠」と話す。

 それでも、「大量のトリチウムを扱った経験は世界にもなく、安全対策が確立されているとはいえない。安全性の研究は進めていかない」と注文をつける。

 もう一つの大きな問題は、核融合研究に膨大な国費が投じられていることだ。

文部科学省核融合科学研究所によると、二〇一二年度だけで四三億八千万円。八十九年以降では、施設の建設費と運営費として、計一千五百二一億円が支出された。

 核融合プロジェクトへの国の負担はこれだけにとどまらない。フランスで建設が進む「国際熱核融合実験炉(ITER=イ一夕ー)にも参加し、〇六年度以降で総額四百四十億円を負担している。一二年度補正予案と一三年度予算案でも、計二百七十四億円を計上している。

 イーターは日本のほか欧州連合、ロシア、米国、韓国、中国、インドが共同でプロジェクトを進めている。ただ、核融合の実用化までの道のりは遠い。当初は一八年とされていた実験開始は二〇年頃にずれ込む見通しで、実用化は順調にいったとしても、さらに三〇年ほどかかると見られている。


文科省の担当者は「世界のエネルギー問題を解決できる可能性がある有意義なプロジェクト。国民に理解を求めていきたい」と腰強調するが、実験開始までだけで、日本が負担する総額は推計約二百億円。仮に実用化するとしても、最終的に相当の金額にふくれあがることは確実だ。

核融合の本格的な研究が米国で始まったのは五〇年代初頭。それから約六十年。巨費を投じながらナ向に実用化の見通しが立たない高速増殖原型炉「もんじゅ」のようだ。

 槌田氏は「これまでの経過から実現は不可能で、投入した費用に見合う電力をつくれないのは明らかなのに、さらに無駄な金を投じようとしている」と批判する。

 「各国ともいつまでイー夕一に費用を出し観けるのか分からない。危うい核融合研究にいつまでしがみつくつもりなのか」


右 プラズマを発生させる大型ヘリカル装置
中 制御室のモニターに映し出された真空容器を点検、整備する作業員
左 厚さ2㍍のコンクリートで覆われた大型ヘリカル装置のある建物
  =いずれも岐阜県土岐市の核融合科学研究所で

 

小出裕章さんが語る核融合批判  抜粋

人類は「原爆」と言う爆弾を作ったあとで、今度は「水爆」という爆弾を作った。
「原爆」の100倍1000倍というほどのさらに猛烈な爆弾を人間が作りました。
水爆はどういう原理に基づいているかというと、「核融合」という物理現象を使った。
核融合のエネルギーは現実には太陽で起きている。太陽があれだけ明るく輝いて地球にもちゃんとエネルギーを送ってくれるというそれを支えているのが核融合のエネルギー。
それを地上で使ったというのが「水爆」。
猛烈な爆弾でした。
爆弾のためのエネルギーを兵器ではなくて「人類のために使えないか」、これが「核融合」という研究に現在なっているのです。
つまり、核分裂現象を原子力発電でエネルギーに使ったように、核融合反応をエネルギー源として使えないかということで「核融合研究所」がある。
ずっと長い間その研究を人類は続けてきています。

核融合なんてものをほんとにエネルギー源として使うようになったら、それこそ人類破滅になると私は思います。

核融合なんて研究はやるべきでないと思ってます。
核融合研究所の「汚染は少ししか出さないから我慢しろ」と言う主張かもしれないけれど、私は少しの汚染も我慢できない。
研究自身をやめるべきだというのが私の立場です。


ちばアクション 2~3月の取り組み

2013-02-02 17:06:26 | ちばアクションの活動

「2・11ティーチ・イン ちば」へお集まりを! 
 日時:2月11日(月)13時~ 場所:千葉市生涯学習センター・和室 
※①冬休み保養プロジェクト報告、②ふくしま集団疎開裁判の報告、③千葉の水源地への汚染、搬入再開の現状報告 
※2013年、安倍政権が誕生し、原発だけではなく、改憲・国防軍創設、オスプレイ配備、TPP、増税など一斉に「国のあり方」を一気に変えるような政治をおこなわれています。
私たちは、原発をなくすこと、命をまもることが原点です。「3・11」二周年まで一ヶ月前にしたティーチイン企画で、問題意識を出しあって、これからの反原発運動を参加者のみなさん一人ひとりの意見でつくっていきたいと思っています。 

]●「3・11」二周年大行動を! 
「3・11」をフクシマを忘れない日にしましょう。土日の3月9~10日は都内で大きなデモが呼びかけられています。3月11日当日は、福島現地で行動が呼びかけられています。ぜひご参加ください! 

○つながろうフクシマ!さようなら原発大集会 
3月9日(土)14時~ 会場:東京・明治公園 ※集会後デモ 
主催:さようなら原発1000万人アクション 

原発ゼロ大行動 
日時:3月10日(日)13時~ 場所:日比谷公園野外音楽堂 ※集会後デモ、国会大包囲 
主催:首都圏反原発連合 


再稼働阻止! 未来のために立ち上がろう! 3・11反原発福島行動 '13 
日時:3月11日(日)13時~ 場所:福島県教育会館 ※集会後、デモ 
※千葉から福島までの往復のバスを出します。参加希望される方は、ちばアクションまで

 

◆行動案内◆ 
○『子どもを被曝から守ろう!2.23新宿デモ』開催決定! 
2月23日14時新宿東口アルタ前広場集合・各界著名人アピール、15時デモ出発! 主催:ふくしま集団疎開裁判 


県内高線量地域ー東葛地域の子ども対を守るために!避放射能保養所が開設!

2013-02-01 11:43:33 | ちばアクションの活動

柏や流山、白井、印西、我孫子、松戸をはじめとした東葛地域の県民の皆さん!

放射能からこどもたちを守るために「避難」「保養」を考えているお母さん!お父さん!

すばらしいお知らせです。

千葉県でも汚染が低いと言われている鴨川で、短期保養ができる施設が開設されます。

現地スタッフの会も創設され受け入れ体制が整い、3月より利用できます。受付は2月から。


 3月から非放射能保養所「まちの縁側かもがわ」開設

受付は2月から~

利用の手引き

避放射能保養所「まちの縁側かもがわ」

趣旨:     当保養所は、放射能の低線量慢性被曝を和らげるための短期の保養に利用していただく施設です。

場所:     鴨川市貝渚ー戦場2011の1(かいすかいっせんば)

建物:     一戸建ての中古住宅(4LDK)

利用対象者: 千葉県内高線量地域の親子

利用規模:   同時3家族利用可

利用期間:  3泊まで

利用料:   一泊おとな1000円 子ども300円 (冬/暖房費一泊500円)

設備・器具: 調理設備、器具利用可 寝具利用可

希望により地場の食材を調達します。米・パン・野菜・魚(実費負担)

調味料は用意してあります。 味噌・醤油・塩・味醂・ごま油・なたね油・オリーブ油


申し込みは 080ー1009-6222(勝又携帯)


 

鴨川市の放射線量

(空間線量は平均0.05マイクロシーベルト/h=市の発表)

千葉県農地土壌中の放射性セシウム濃度の分析値

ちばアクションは、2011年から冬から、福島の子どもたちと家族を招いて南房総で保養プロジェクトを行ってきました。

一方、千葉県の東葛地区は、福島と同じレベルの汚染地帯です。

2013年1月19日千葉県柏市で行われた「東葛から問う」放射線対策と原発の明日という講演会に小出助教が来られて千葉県の汚染度の高いいわゆる東葛地区に関する見解を展開されています。

小出裕章氏「1平方mあたり4万ベクレルに住むこと自体反対」

柏の南部は約6割はもう管理区域です。
柏の北部は7割超えるところが放射線の管理区域で、
流山市はもう8割を超える所が放射線の管理区域にしなければいけない
それほどの汚染を受けているという事が、市民の方の手で、
すでに測定されているという、そういう状態になっています。

この柏を含めて広い地域が1平方mあたり4万ベクレルを超えて汚れています。
そういう所に私は「普通の人々が住むという事自体に反対」です。


出来る事ならばみなさん逃げて欲しいと思います。

これがみなさんがお住まいの茨城県と千葉県の汚染地図です。
この青い所が1平方mあたり6万から10万ベクレル汚れている。
緑のくすんだところは3万ベクレルから6万ベクレル汚れているという所です。

分かって頂けると思いますがここが柏で、流山、茨城県の守谷がこの辺ですし、
阿見町なんかもひどい汚染地帯になってしまった


つまりこれは放射線の管理区域なんです。
よろしいですか、
普通のみなさんは立ち入ることすら許さないという、そういう場所だったんです。

 
又東京電力の放射線管理区域区分によると、東葛地域などの汚染地帯は、全面マスクが必要な管理C区域です
 
 

リンク

小出裕章 (京大) 非公式まとめ