斉藤和義 ずっとウソだったんだぜ IN 福島県いわき市小名浜にて
garekiza さんが 2011/08/21 にアップロード
この曲だけは アップロードするしかないと思いました。
色んな意見があると思いますが、
FUKUSHIMAの地で 暮らしてきて そして これからも暮らして
行かなければ成らない自分にとって、彼のこの歌は
自分が叫びたい事でも有りました。
フクイチの現場で命がけで頑張っている東電の社員の方や
関連企業の方たちが居るのものも知ってます。
その部分には敬意を表します。
しかし 遠く離れた安全な場所で命の危険に曝されること無く
ソロバンはじいて居る奴等が、俺達の被爆や生活を
決める重要な事柄の決定権を握っていて、
人の心の無い対応ばかりで、物凄い憤りを感じてます。
しかし、その憤りを感じてても、被災地の仲間内で愚痴り合ったり
怒りを感じ合ったりしているだけの行動では
その憤りの甚大さは、中央に伝わりません。
今の東電や政府にとって都合の良い 生温い流れは
変えられません。
今、原発問題に対して一番怒らなければならないはずの
俺達 福島県民は今のままで良いのでしょうか?
漁業が出来なくなった方々
農業が出来なくなった方々
酪農が出来なくなった方々
この方達と同じレベルのテンションで
それ以外で生活をしている方々も
もっと緊迫感を持って
自分の命を
子供の命を守る為に
自分のすべき事をして
声を上げてゆかなければ成らないのではないでしょうか?
俺たち福島県民は、度々「東北の人は我慢強い」とか
中央のメディアで紹介されて、自分でも情けない限りです。
そんな中 彼のこの歌は、自分がやるべきことをやった上で
不満を声に出して発信して行く事の大切さを教えてくれたような気がします。
いま、一番試されているのは 俺達福島県民なんだと思います。