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昨日行われた文部科学省交渉の報告
13時、文部科学省前を目指して、バス2台を連ねて集合した福島現地の人々、首都圏から集まった500人で、文科省を「人間の鎖」で包囲しました。
続く文科省要請行動では、建物の中ではな、テラスのような場所に、文科省大臣席を置いて、「大衆団交」のような形式で文科省と直接交渉がはじまりました。文部科学省を代表して登場したのは、渡辺格科学技術・学術政策局次長・渡辺格氏。政務官三役は庁舎にいたにも関わらず、顔も出さず。現地のお母さんたちが、「20ミリシーベルトを撤回して!」という必死の思いで、渡辺格氏を囲むこと2時間。福島の子どもの現状は驚くべきものがありました。「マスクをつけさせて登校したら、イジメにあった」「土壌の上で部活動がやらされている」「子どもだけは守って!」「福島はモルモットじゃない」など、痛切な声ばかりでした。俳優の山本太郎氏も「今、福島の子どもたちが、これから先、病気になるのはわかりきっている。まるで死刑台に向かって、列を作らされているようです。何も行動しなければ、僕は自分を許せない」と涙に声を詰まらせました。しかし、渡辺氏はボソボソとのらりくらりと対応。「大臣は国会に行っている」「あくまで100ミリ以下が基準値」「夏休みまでモニタリングした上で判断する」という非人間的な回答。結局、20ミリシーベルトは撤回しない、この姿勢は変わりませんでした。
> 渡辺次長はついに、その期限に言及することもなかったため、雨に濡れながらも撤回を迫り続けた多くの人から「撤回!」「子どもを守れ!」「高木は出てこい!」のコールが鳴り響きました。
> 交渉後の院内集会では、現地福島から参加した方からの報告すべてが心をうつものでした。
「原発を建てる時は巨額を投じるのに、事故後の救済になぜ国は予算がないというのか。国に殺されたと言われる前に、基準を撤回してほしい。幼い子を3人抱えて毎日泣いている。逃げたくても疎開を理解しない祖父母とは毎日けんかばかり。放射能によって、人間関係すべてが壊れる前に、国は責任をとって」など、本当に胸をうつものばかりでした。福島現地の怒りと孤立が伝わってきました。最後に、千葉アクションのチラシに反応した千葉県の方とも交流がもてました。
バスの出発時に「文科省から、基準撤回を含む回答を引き出すまで、福島、首都圏でがんばり続けましょう」とエールを交わしました。以上、簡単ですが、報告といたします。