もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

川内原発を今すぐ止めろ!

2016-04-22 13:53:43 | ちばアクションの活動

川内原発を今すぐ止めろ!

いま日本列島は危機的事態にあります。熊本からはじまった九州一帯の大地震が日本じゅうを揺るがしています。2度の「震度7」、しかも余震は1週間にわたり続くという、まさに「第2の3・11」というべきかつてない事態です。
 九州新幹線は脱線し、寸断。高速道路ももろくも陥没。これで全国で唯一稼働している川内原発(鹿児島県)が事故が起きたらどうなるのか?
 「経験したことのない地震」「まだ当分の間、余震は続く」テレビに出てくる地震学者はこう警告します。しかし、地震のたびに繰り返される「川内原発、伊方原発は異常はありません」という国や九州電力。ありえない! もはや彼らに責任を
とる気も能力もありません!

●被災者を置き去り
 大災害のときに補助金を増やし、復旧を支援する「激甚災害指定」。これもまだ決まっていません。東日本大震災は翌日、阪神淡路大震災は一週間後でした。山口の災害の指定は4日後に決めたのに、熊本はまだです。これは明らか
に震災の被害を小さく見せようとしています。安倍はパナマのモノレール建設(3000億円)につぎ込むカネがあったら、震災対策に使え!
 国会審議では、被災地対策より、TPPの審議を優先。「命よりカネ」、いや「カネのこと」しか考えていない! 「タイミングのいい地震」(おおさか維新・片山)「こんな食事じゃ戦はできない。政府に文句を言うな」(松本文明・前熊本現地対策本部長)という言葉すら飛び交う。九州の被災者など置き去りです。

●震災に便乗してオスプレイをPR
 しかも、安倍はここぞとばかりに、沖縄・普天間基地からオスプレイを投入。積載量の大きいヘリコプターはいくらでもあるにもかかわらず、震災を絶好の口実として、日米同盟の訓練の実験場にする。ふざけるな!
 さらに「緊急事態条項は極めて重く大切な課題」(菅官房長官)と言い、大災害を改憲のチャンスにしようとする。絶対に許せません!

●川内原発が想定した3倍の大きさ!
 今回、熊本県益城町では地震の強度・最大加速度1580 ガルが測定されています。川内原発の耐震設定は最大620 ガルまで。しかし、今回はこれより約3倍の地震の揺れが観測。川内や伊方原発のちかくで1000 ガル以上の地震が起きれば、ひとたまりもありません!
 この地震は熊本から大分へと震源地が拡大しています。これは、西日本を横断する中央構造線という断層上にあるからです。いま、この断層が活発になっています。1596年にも、この中央構造線上で大地震が起きました。阿蘇山や桜島など
の火山も活発になっており、気象庁や地震学者は、「九州という島全体が地殻変動している」と警告しています。
 しかし、「科学的根拠なければ国民や政治家が(原発を)止めて欲しいと言ってもそうするつもりはない」と言う田中俊一原子力規制委員長。川内原発は事故対策の指揮所になる免震施設もない、避難経路も確保されていない。このままいくと、本
当に福島をこえる惨事になります!
自民党はもちろん、最大野党である民進党も「川内原発の停止」を要求しない。ふざけるな!

●フクシマを繰り返すな!
 「福島原発事故の教訓は活かされたのか?」世界中の人がこの事態を見ています。
 私たちは、いま2度目の原発事故の危機に直面しています。2011年の「3・11」で、原発の危険を、地震の恐ろしさを誰もが感じたはずです。この先、子や孫の世代にまで影響のでる福島原発事故はまだ終わっていません。今でも福島で
は子どもの甲状腺がんが多発し、多くの人びとが避難生活を強制されています。チェルノブイリ事故は5年目から本格的に健康被害が起こりました。
もし、西日本で原発事故が起きれば、日本列島は汚染され、本当に壊滅します。
 絶対に2度の原発事故を起こしてはならない!
 九州に救援物資を送りましょう。「原発はいらない」ともう一度叫びましょう! 自分たちの子どもや孫に安心して引き継げる未来を残しましょう。

【ちばアクションのビラより】

 


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