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稲むらの火

2011年05月11日 | 銚子店

銚子店の《 yuki 》です。

この度の東日本大震災により被災された皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

千葉三菱のブログをご覧になっていただいている皆様の

お住まいの地域は被害等なかったでしょうか?

銚子市は死者こそ出なかったものの、

震度5強の揺れに襲われ、建物が壊れたり

津波による浸水の被害もあったようです。

11日で震災から2ヶ月となり、余震も少なくなってきていますが

まだまだ完全に安心できる状態とは言えません。

しかし、お店に来てくれるお客様が少しでも

ホッとしたひとときを過ごせるよう私も笑顔で頑張ります^^

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さて突然ですが、皆様は「稲むらの火」というお話をご存知ですか?

大地震の後、大津波が襲ってくることを予感した五兵衛という人物が

自ら稲むら(収穫した稲を乾燥させるために積み上げたもの)に

火をつけ、駆けつけた多くの村人たちの命を

助けたというお話です。

くわしくはこちら↓(クリックすると外部リンクへとつながります)

      「稲むらの火」

以前、小学校の教科書にも載っていたというこのお話。

嘉永7年、和歌山県広村(現在の有田郡広川町)で

安政南海地震の際に起こった大津波の時のことで

五兵衛には濱口梧陵(はまぐちごりょう)という

実在のモデルがいたのだそうです。

梧陵は現在も銚子市にある、

ヤマサ醤油の7代目(儀兵衛)でもあり、

偶然、故郷である広村に帰省していた時に

この大津波に遭遇しました。

実際に津波を知らせて多くの人の命を救い、

食べ物の無くなった村人に米を分け与えました。

そして震災後は巨額の私財を投じて、広村堤防という

大きな堤防を築くのです。

これは堤防を築くことで、多くの村人を雇用し

震災で職を失った村人たちを助けました。

広村堤防は、今現在も残っているのだそうです。

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生まれ育った故郷や、地域社会のことを

常に考え、行動していた梧陵。

そして私たちは今、東日本大震災という

これまで経験したことのない大きな災害に直面しています。

私は梧陵のように

巨額の私財を持っているわけではありませんが…

自分の地域社会を思い、日本を思い

前を向いて、明るく、強く毎日を生活していくことで

めぐり巡っていつか被災地の人たちの

力になっていくことができればいいなぁ…と思っています。

被災した方々の、一日も早い復興を

心よりお祈りしています。

銚子店の《 yuki 》でした^^

コメント (3)
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