氷河期世代なもので。
相場は分からないけど、自分の求める程度の収入を得られること。
ロングスリーパーの挙句、体力に自信がないもので。
100歩譲って休暇はなくても、睡眠時間を確保できる職場であること。
労働が大嫌いなもので。
嫌いになっても人生に影響のないジャンルの仕事であること。
あとは自分が知ってる世界の、出来そうな仕事であること。
このよっつが就職の条件でした。
そういう意味で、学生時代の蔦屋のバイトは失敗だったけど、
その後も映画は好きだし、いまだに仲良くしてる仲間にも出会えたし、結果オーライ。
そういう意味で、今の職場は大成功だけど、人生の大半が空しい。
ただし、わたしが望んだ空しさだし、後悔はしてないし、
同じ年代で同じスキルで今の記憶を持って人生をやり直すことになったら、
もっと早くに同じ業界に就職するかもしれない。
ただ最近、好きなことを仕事にして満足な収入と休暇を得られる仕事ってどんな感じかなと想像することがある。
それはどんなに幸せなことだろうと。
でも憧れた職業もなかったし、あっても就職出来なかった。たぶん。
全部が時代のせいではない。もちろん。ただ、そんな人生に憧れる。
下の世代と話す機会があったら、
わたしがそうして仕事を選んだことと、ほかに選択肢がなかったと思ってること、
意外と概ね満足していることと後悔も少ししかしてないこと、
でも、その少しの後悔について、常に「でも」と思ってしまうことを、
上手く伝えられないものかなと思う。
子供に夢を持って欲しいと思う気持ち、子供がいなくても、こんな夜には分かるんだ。
(接待でした)
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