リッツの願い

 

先週1日、リッツが亡くなりました

とっても静かに、

そして穏やかなお顔でした

 

 

家主の高齢と病気が原因で

ネグレクトごみ屋敷化した繁殖屋から連れ出して

おばちゃんHと2年8か月暮らしました

 

すでに何頭も死亡していると聞いて出向いた現場

「状態の悪い子から連れ帰ろう」、そう言って

ブツブツ言う家主から最初に引き離したのが

リッツ、ピコラ、マフィンでした

 

わりと早い段階で心不全が発覚

のちに腎不全発病、

後半は投薬と皮下補液のための通院、点滴入院の繰り返しでしたけど

ほんとうによくがんばりました

 

食いしん坊で、おなかがすくと大きな声でおばちゃんを呼びました

お膝もあやしい子でしたが、家の中をポテポテとよく歩き回り

いっしょに暮らしたちょと大きいワンのお腹の下をよくくぐってました

しあわせに巣立って行った仲間たちみんなとも仲良くできるおりこうさんでしたね

 

リッツのために使っていた時間と空間がポカッと空いてしまい

数日呆けておりましたが

昨日ようやくいろいろ片付けることができました

 

リッツの願いは

同じ現場にいたみんなと、

どこかにいるはずのリッツやみんなが産んだこどもたちが

しあわせであること、

そしてこうした悲劇が繰り返されないこと、、、

 

 

リッちゃん、みんなを見守っててな

いろんなこと教えてくれてありがとう

 

 

また会おうね