むかし、
田舎茨城の鹿島でサッカーW杯があったとき
茨城県も殺った。
掃討作戦とか言って。
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2014年3月 3日
ソチの野良犬とオリンピック選手達
世界中の人々の様々な思いをのせて、ソチ冬季オリンピックが幕を閉じたのは記憶に新しいところです。ここアメリカでも国に帰ってきた選手達の動向が伝えられていますが、その中でも犬好きの目を引くのは、ソチで保護された野良犬をアダプトしてきた選手達の話です。
ソチの野良犬の問題は、オリンピック開催前から大きく報道されていました。オリンピック施設建設のための宅地整備で引越しをしなくてはならなかった多くの家族が置き去りにしていった犬達が自然繁殖で数が増え、街には野良犬が溢れた状態になっていました(ロシアでは犬の去勢避妊処置は一般的ではありません)。それでも、あちこちで施設の建設工事が行われているうちは、犬達は作業員の人達から残飯をもらったりして生活していたのですが、工事が終わって作業員がいなくなると犬達だけが残され、さらに収集のつかない状態となりました。ソチ市はオリンピック開催までに野良犬の問題を解決しなくてはと、犬を殺処分して駆除するという手段に出て、世界の多くの動物保護団体から非難の声を浴びることとなりました。結果、ロシア当局が野良犬の収容施設を作ったことと、ロシアの企業家オレグ・デリパスカ氏が私財を投じて大規模シェルターを作ったことで、オリンピックの開幕前に、野良犬問題はなんとかかんとか形を整えたように見えました。
しかし、犬を飼うと言えば番犬にするのが目的で純血種のジャーマンシェパードやピットブルが好まれる傾向の強いソチにおいて、シェルターで保護されている雑種犬達の貰い手を見つけることは、たいへん難しいのは目に見えていました。そこで地元で犬の保護活動をしている団体は、オリンピックを機に世界中から集まる人々に、ソチの犬をアダプトすることを考えて欲しいと訴えてきました。
*つづき( 全文 )はタイトルぽちっとして「dog actually 」へ…。