布絵本

今日待ちに待った荷物が母から届いた。


左から手提げ、腕時計、おんぶひも、布絵本

私の伯母が私と妹が小さい頃に作ってくれた。
そろそろネラが遊べる年齢なので、この夏に帰国したときに持って帰りたかったのだがどこにしまったのか見つからず。
それが夏物を片付けるのに屋根裏に上がったら出てきたそうだ。母が早速送ってくれた。

どれも思い出深いものばかりだ。
私の初めての腕時計。針の動く本物の時計に憧れたけれど、でもこれも結構気に入って身につけていた。
手提げの時計の針は何時にだって動かせる。
おんぶ紐もよく使った。ネラも人形をおんぶしたり抱っこしたりするのが好きなのできっと気に入るだろう。

そして、なんと言ってもこの布絵本がすごい。
こんなものを手作りしてくれたなんて本当に嬉しい。伯母だってその頃２児の母だったろうに。
私はたとえおばあちゃんになってもこれほどの物を作れる自信がない。

絵本のページをめくるごとに蝶々結びの練習や、お弁当の包み方、スナップ、ボタンかけ等々が学べる。


風船が飛んで行かないようにしっかり結ばないとね


スイカの種でボタンかけの練習
最近ネラはパジャマのボタンかけが楽しくて仕方ないよう。
ボタンのついた、やはり伯母が作ってくれたパジャマが今一番のお気に入りだ。


ポケットのベルトを外すと中からブドウが。フックを上手にかけてブドウを完成させる。

なんだか見ている内にネラにあげるのが惜しくなってきた。
何でもカバンやリュックに入れてしまうネラ、このブドウだってカバンに入れてどこかにしまいこんでしまうのがオチだもの（それを後で探す私が大変だ）。