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この頃のワタシは、実家から車で10分くらい離れた国道沿いの店舗を借りて、ちいさなカフェを営んでおり
まだ貯金は底つきはしておらずとも、食べていくのがやっと。
生活の心配を父にかけまいと、休みを作らず働くワタシの側で、息子もお手伝いをしてくれた。
イヤイヤだったかもしれないが。
夜仕事を早く切り上げ、父に電話を時折りかけて、晩を共に過ごす時間を作ることも大切だ。
父から電話があるときは、大概
「魚がよけえとれたでー!」
すると、ワタシは必ず飛んで行った。
ある日
父からの電話を久々もらった日のことだ。
「ちょっとゴタゴタがあってな、しばらく落ちつくまで、寄らんでえーよ」
何?ゴタゴタって
そりゃワタシも胸が騒ぐわ
「どうしたん、何で?」
当然聞くやろ、そりゃ
だ。
「ひと月前に、四国へ帰った彼女が、戻ってきたんぢゃ」
なーぬー?
何だってー?
何だとー?
ってワタシが反応になるのが分かる父は
「とにかく、彼女の話を聞いて、どうするかを話し合ってから、また連絡しよ」
「な、〇〇ちゃん、すまんが」
心がザワザワするって、こんな感じっ
て、
つづく
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