私が乳癌になる2年前に、私の顧客が乳癌を患いました。
子供を出産して仕度療養中だった自宅へ相談のお電話を頂きました。
私は乳癌を患ったお客様の要望と心境を聞きました
公にサロンでのカットはできない。脱毛が始まったとの事でした
出張でカット希望されるのなら自宅迄伺いますのでと伝えましたが、赤ちゃんを出産した私を気遣ってくれている様子がわかりました
出産療養2ヶ月で復帰してからも、お電話を下さったお客様の事が気になって仕方がなく、御手紙を送りました
抗癌剤治療も終了し、落ち着いている。髪の毛が生えてきたら、連絡します。
お客様と再会出来たのは、私が乳癌を患う直前でした元気に戻られたお客様の姿を拝見し、安心した記憶があります
私が乳癌を告知された時はお客様も悲しまれました
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時には食事へ誘って下さり色々なアドバイスや激励を下さいました
私が乳癌を患い脱毛を経験後で感じたのは、お客様もこんな気持ちだったのかな?ウィッグをカットしてあげる事すら、理解してあげれなかったんだ
乳癌フレンドからも、美容師だからこそ、脱毛を経験したら脱毛患者さんの気持ちも過程もわかるからって言ってくれていた事が痛感しました。
乳癌を患ってからは、同じ乳癌のお客様や癌患者さん達との交流が増えていきました。
元気をもらえました。
私も頑張ろうと思いました
最近は、若年層癌も多く、胸にしこりがある。婦人病での検査に引っ掛かった。等の相談事も頻繁に頂くようになりました
誰かに伝えたいでも中々言えない。って女性が多いと感じました。
私は患った事で色々な経験があっただけに、身近な同じ世代の女性達から、『尋ねやすい 』『安心できた』『又相談にのって下さい』等言って下さいました。
経験した事って何一つ無駄はなかったんだとよく感じています