私もたいがい年をとり、かつて両親が年を取って、
老化でいろいろ困っていたり、世話がやけたりして、
どうしてだろうと不思議に思ったようなことが、
現在わが身に起きてきて、今だったら両親の
気持ちにもっと共感でき、やさしくなれたことだろうと思う日々。
夫婦は、同じような足取りで老化を向かえ、
相手に世話をやくと、ついでに私のミスを指摘され、
言わなかったらよかったと思う。
でも老いることも全てが悲しい結末ではない。
もう先があまりなければ、開きなおりもよい。
何が起きても不思議でない年。
あまり深刻に今後を考えないほうが、賢明かもしれない。
同級生でも、リタイアして今までできなかった、野菜作り、スポーツ、お料理教室、陶芸、などなどとても充実した生活を送っている。
まずは健康第一!
我が家には、もう一人(1匹)老後を迎えて今、ふんばって生きている犬がいる。
14歳半。
ちょっと押したらステンと転んでいくほど、筋力の衰え。
人間なら杖をついて歩きたい・・だろう。
オスなのに、片脚あげれず、用を足す。
耳は全く聞こえない。
吠えることも忘れたように、静かになった。
がんばって生きている姿そのものが、何か感動する。
老いるとは、その姿に感動を与えるもの・・老いるのもすばらしい!
と開きなおって生きましょう・・・