いきなりですが、英語はいつまで経っても好きになれないチャーリーおかんです(笑
ちなみにチャーリーおやじは数年日本に住んでいたので関西弁(忘れかけ)を話します。
そしてチャーリーには完全に日本語(忘れかけ)で接しています
と、またもや前置きが長くなりそうな気配なので?本題。
英語には「Humane(ヒューメイン)」と言う言葉があるのですが
日本語に訳すと「人道的な」とか「思いやりのある」とか
「慈悲深い」「人を高尚にする」などの意味になり
「苦痛を与えない」と言う意味も含んでいます。
この言葉は一見して分かるように「Human ヒューマン」、
人間の、人間的なと言う言葉が語源になっていると思われます。
そして人間味の中でも人間が持つ優しさや親切の感情とそれに伴う行動が
「Humane(ヒューメイン)」と言う言葉に凝縮されています。
同種の人間同士はもちろんですが
他の動物の苦しみや痛みを想像することも
それらを取り除く事ができるのも
人間だからこそできる業であり徳だと思います。
ちなみにその対義語は「Inhumane インヒューメイン」。
非人道的なとか残酷な、無慈悲なと言う意味です。
実はアメリカでは各州、各市にある非営利団体の動物保護施設(シェルター)は、
「Humane Society ヒューメイン ソサエティー・人間らしく思いやりのある社会」
と言う名称になっている所が多く「○○市 Humane Society」が一般的です。
そしてアメリカで一番大きい動物福祉団体は
「The Humane Society of the United States」と言う名称です。
個人的には「Humane Society・人間らしく思いやりのある社会」は
日本語の「動物愛護」とは少しニュアンスが違う気がしています。
「動物愛護」と言われるとなぜか多少の義務感を覚えるので
抵抗を覚える人もいるかも、といらん心配をしてしまうのです。
「Humane Society ヒューメイン ソサエティー」の
みんなで作ろう人間らしい社会!(選挙か)だと参加型ぽくないですか?(笑
「動物愛護」よりは「動物福祉」のほうがいいかな~とも思いますが、
まぁ要は活動内容が良ければ名称は関係ないですね。
と、オチのない話しになっていますが、この「Humane」と言う意味は
人間が生きていく上においての食生活にも大きく関わっています。
私達はベジタリアンで無い限り
日々牛や豚、鶏、魚などの動物の命を頂いて生きています。
食肉の是非になると話しが難しいのですが、
全くの個人的な意見としては「命を頂くのなら長時間の苦痛と恐怖を与えない」
に尽きると考えています。
人間としてできる、人間ができる動物たちへの人道的な扱い「Humanely」な行動です。
結局殺すのなら同じだと言う方も多いかもしれません。
殺すのだからそんなのはへ理屈だと言う方もいるでしょう。
しかしもし自分が殺されるなら
「長時間苦痛や恐怖を与え続けられながら、虐待されながら殺されるよりも
一気に殺してほしい」と言う理由からそのように考えています。
例えば鶏肉ですが、ブロイラーで鉄製のケージの中で身動きも取れず、
配合飼料をエサに成長ホルモン剤と抗生物質を与え続けられて一気に大きくした鶏
=一般的もしくは安売りの鶏肉と
放し飼いで草食、成長ホルモン剤や抗生物質を一切使わず育った鶏
=ちょっと値段の高い鶏肉なら…
後者を選びたいのです。牛や豚も然り(豚の飼育環境は本当にひどいです)。
そしてフォアグラの生産過程と言うのはあまりにも残酷と言うので有名ですが、
2012年、カリフォルニア州ではフォアグラの生産・販売が共に禁止になりました。
本当に英断だなと思います。これは他州も見習ってほしいところです。
畜産物流の過程やバックグラウンドを把握するのは難しい場合も多いのですが
敢えて「Humaneな飼育」にこだわって動物達の最期の時まで極力苦痛を減らし
「Humanely」に育てましたと表示している食品があれば
私はそちらを選びたいしその畜産農家を応援したいのです。
これらは自分への健康被害を考えて
オーガニック野菜を買うのとはちょっと違った意味合いな気がします。
自己満足なのかもしれませんが、
「Humane マーク」の付いた食品があればそっちを購入することが
食肉になった動物達へのせめてもの敬意になるかもしれないと…
無農薬・無抗生物質・放し飼い鶏の玉子
Certified Humane(人道的に育てた証明)マーク
お約束の「私たちが育てました」(笑
そしてまたもや犬猫に話しは戻るのですが(長っ)、
毎年何十万、何百万頭と処分される犬猫たちの現状を踏まえて
日本のガス窒息死の殺処分には断固反対します!!
長時間苦しみを与えて殺処分するのは安楽死でもなんでもないです。
アメリカでも年間360万頭以上という数の犬猫が処分されているのが現状です。
未だにガスで処分する所が存在するらしいですが、
ものすごい反対運動によりその数は激減しています。
現在大多数は薬物注射ですが、そこには苦しみもがく姿は無いので
そこはHumanelyであり安楽死だと捉えて良いのではないかと思います。
しかし本当は安楽死であろうがなかろうが
殺処分をゼロにする事が一番大切な事ですね。
最後にこのブログでも時折触れていますが、
ペットショップと繋がるパピーミル(子犬生産工場)や
悪徳な繁殖業者の犬猫への非人道的な扱いにももちろん大反対です。
と言うことで人間として生まれてきたならば「Humaneな人間道」を目指すのも
この世で徳を積むチャンスかなと。
宗教とか関係なく最近そう思っています。たんに歳なんか?(笑
以上「Humane」と言う言葉にかけてまたもや長々と書いてしまいました
参加しています↓ ポチっとやさしくクリックしてね(笑
にほんブログ村
ちなみにチャーリーおやじは数年日本に住んでいたので関西弁(忘れかけ)を話します。
そしてチャーリーには完全に日本語(忘れかけ)で接しています
と、またもや前置きが長くなりそうな気配なので?本題。
英語には「Humane(ヒューメイン)」と言う言葉があるのですが
日本語に訳すと「人道的な」とか「思いやりのある」とか
「慈悲深い」「人を高尚にする」などの意味になり
「苦痛を与えない」と言う意味も含んでいます。
この言葉は一見して分かるように「Human ヒューマン」、
人間の、人間的なと言う言葉が語源になっていると思われます。
そして人間味の中でも人間が持つ優しさや親切の感情とそれに伴う行動が
「Humane(ヒューメイン)」と言う言葉に凝縮されています。
同種の人間同士はもちろんですが
他の動物の苦しみや痛みを想像することも
それらを取り除く事ができるのも
人間だからこそできる業であり徳だと思います。
ちなみにその対義語は「Inhumane インヒューメイン」。
非人道的なとか残酷な、無慈悲なと言う意味です。
実はアメリカでは各州、各市にある非営利団体の動物保護施設(シェルター)は、
「Humane Society ヒューメイン ソサエティー・人間らしく思いやりのある社会」
と言う名称になっている所が多く「○○市 Humane Society」が一般的です。
そしてアメリカで一番大きい動物福祉団体は
「The Humane Society of the United States」と言う名称です。
個人的には「Humane Society・人間らしく思いやりのある社会」は
日本語の「動物愛護」とは少しニュアンスが違う気がしています。
「動物愛護」と言われるとなぜか多少の義務感を覚えるので
抵抗を覚える人もいるかも、といらん心配をしてしまうのです。
「Humane Society ヒューメイン ソサエティー」の
みんなで作ろう人間らしい社会!(選挙か)だと参加型ぽくないですか?(笑
「動物愛護」よりは「動物福祉」のほうがいいかな~とも思いますが、
まぁ要は活動内容が良ければ名称は関係ないですね。
と、オチのない話しになっていますが、この「Humane」と言う意味は
人間が生きていく上においての食生活にも大きく関わっています。
私達はベジタリアンで無い限り
日々牛や豚、鶏、魚などの動物の命を頂いて生きています。
食肉の是非になると話しが難しいのですが、
全くの個人的な意見としては「命を頂くのなら長時間の苦痛と恐怖を与えない」
に尽きると考えています。
人間としてできる、人間ができる動物たちへの人道的な扱い「Humanely」な行動です。
結局殺すのなら同じだと言う方も多いかもしれません。
殺すのだからそんなのはへ理屈だと言う方もいるでしょう。
しかしもし自分が殺されるなら
「長時間苦痛や恐怖を与え続けられながら、虐待されながら殺されるよりも
一気に殺してほしい」と言う理由からそのように考えています。
例えば鶏肉ですが、ブロイラーで鉄製のケージの中で身動きも取れず、
配合飼料をエサに成長ホルモン剤と抗生物質を与え続けられて一気に大きくした鶏
=一般的もしくは安売りの鶏肉と
放し飼いで草食、成長ホルモン剤や抗生物質を一切使わず育った鶏
=ちょっと値段の高い鶏肉なら…
後者を選びたいのです。牛や豚も然り(豚の飼育環境は本当にひどいです)。
そしてフォアグラの生産過程と言うのはあまりにも残酷と言うので有名ですが、
2012年、カリフォルニア州ではフォアグラの生産・販売が共に禁止になりました。
本当に英断だなと思います。これは他州も見習ってほしいところです。
畜産物流の過程やバックグラウンドを把握するのは難しい場合も多いのですが
敢えて「Humaneな飼育」にこだわって動物達の最期の時まで極力苦痛を減らし
「Humanely」に育てましたと表示している食品があれば
私はそちらを選びたいしその畜産農家を応援したいのです。
これらは自分への健康被害を考えて
オーガニック野菜を買うのとはちょっと違った意味合いな気がします。
自己満足なのかもしれませんが、
「Humane マーク」の付いた食品があればそっちを購入することが
食肉になった動物達へのせめてもの敬意になるかもしれないと…
無農薬・無抗生物質・放し飼い鶏の玉子
Certified Humane(人道的に育てた証明)マーク
お約束の「私たちが育てました」(笑
そしてまたもや犬猫に話しは戻るのですが(長っ)、
毎年何十万、何百万頭と処分される犬猫たちの現状を踏まえて
日本のガス窒息死の殺処分には断固反対します!!
長時間苦しみを与えて殺処分するのは安楽死でもなんでもないです。
アメリカでも年間360万頭以上という数の犬猫が処分されているのが現状です。
未だにガスで処分する所が存在するらしいですが、
ものすごい反対運動によりその数は激減しています。
現在大多数は薬物注射ですが、そこには苦しみもがく姿は無いので
そこはHumanelyであり安楽死だと捉えて良いのではないかと思います。
しかし本当は安楽死であろうがなかろうが
殺処分をゼロにする事が一番大切な事ですね。
最後にこのブログでも時折触れていますが、
ペットショップと繋がるパピーミル(子犬生産工場)や
悪徳な繁殖業者の犬猫への非人道的な扱いにももちろん大反対です。
と言うことで人間として生まれてきたならば「Humaneな人間道」を目指すのも
この世で徳を積むチャンスかなと。
宗教とか関係なく最近そう思っています。たんに歳なんか?(笑
以上「Humane」と言う言葉にかけてまたもや長々と書いてしまいました
参加しています↓ ポチっとやさしくクリックしてね(笑
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Certified Humaneのマークについては知りませんでした。若いころ、カナダに住んでいた時には、Free rangeにこだわり卵を買っていました。
人間として生まれてきたならば「Humaneな人間道」を目指すのも.この世で徳を積むチャンス...本当にそうだと思います。目指すところです。
アメリカのペットペットショップはほぼ100%と言っていいほど、
パピーミルから卸された子犬を売っているので
いろいろな問題が後を絶ちません。
日本もそんなに違いは無いと思います。
悪徳繁殖業者を撲滅させるには
やはり飼う側の知識も必要ですよね。
子犬たちの可愛さの裏側で悲惨な状況がある事を
知っている人も多くおられると思いますが、
やはりまだまだ啓蒙は必要だと思っています。
お肉等も購入者が畜産業を少しでも知るのと
全く知らないのでは、
業者による動物への扱いが異なってくる場合が
多いと思います(毛皮産業や動物実験も含め)。
大多数が人道的な立場を支持すると
それが当たり前になっていろんな意味で
動物虐待も減ると思います。
ただ現状として「Humaneもの」は
金額的にもやっぱり高いですよね。
いつかそれが当たり前の世界になると価格もマイルドに
なるのではないかと…
でも結局食べるから自己満足なんかも、
矛盾してるかも、といろいろ考えは巡るところですが
まずは知る事、これが大事と言う事で。
難しい題材にコメントありがとうございました。
日本だと、それこそ無農薬やオーガニックという選択は出来るようになりつつありますが...まだまだ「特別な選択」だと思います。そして、Certified Humaneのマーク...意識を持つにはまだまだほど遠い...と思います。
そして、ペットショップで飼う...という行為についても、買わなければ売れない...のにといつも思います。
残念ながら、私の周りにも「買う」人がいて、いつもとても残念に思います。
自己満足といえばそこまでですが...こだわることが大切、気にすることが大切だと...いつも思います。
こういう話はなかなか友達と軽く出来ることでもなく...なかなか海外に触れたことがある人でないと、気が付かない部分だと思うので、こういう機会を設けることができ...お話しできて私も嬉しく思っています。
昔は飛行機でたばこが当たり前でしたが...今はなくなり、それが普通になりましたよね。
いろいろなことが正され、それが普通になってほしいなぁ~と思います。
pollyさんもカナダ在住だったし、動物の件に関しては
日本一色になるとなんか違うという感覚になるの
わかります。ペットはペットショップで購入するもの、
と言う図式が成り立っているので
そこで購入している人たちも多いですもんね。
しかもすんごい高値やし…
北米は人種も多様性があるのでいろんな意味で
選択肢は多いですよね。
ただ裏を返せば一丸となる確率は低いかもしれません。
日本は何事においても一般や常識というレッテルが貼られると
それを頑なに守るので、良い方向に力が作用した場合は
大きな成果が得られると思います。
ペットショップでの生体販売にしても
一度意識改革が起こるとアメリカよりもすばらしい
システムになりそうです。
熊本では殺処分ゼロを目指す愛護センターもあるようですし
こういう流れが一般化されれば良いですね。
あとこちらで長く暮らしていて犬や猫を飼っていても
現状を知らない、知ってても無関心な日本人もいます。
ましてやアメリカ人でも差がありすぎてて
なんで同じ国に生まれて住んでてこんなに開きがあるの?
と思わされることも…
ただ辛いこと、幸せなことを含め
動物の現状を知る機会が多いというのは
地道に活動している人達のおかげだし
やはり伝えることって大切だな~と思っています。