REUTERS/Laird Harrison
「アメリカ 「ヒューメイン州 ランキング」追記 その1 闘犬」
からのつづきです。
子犬生産工場のパピーミル法など
10個のカテゴリー全てにおいて州法となるよう
どの州もがんばってほしいと思いますが
個人的に特に気になるのは
「Farm Animals 畜産・家畜動物」法です。
以下が「Farm Animals」カテゴリーですが
項目全てにおいてチェックされている=
州法と州規制があるのは50州のうち
カリフォルニア州だけです。
元のサイト(拡大)はコチラ↓(英語)
「Humane State Ranking 2017」(Alabama through Missouri)
「Humane State Ranking 2017」(Montana through Wyoming)
畜産・家畜動物というのは
動物というよりかは製品として扱われる場合が多く
生き物としての基本的な尊厳が
損なわれることが多々あります。
業者はどうしても利益優先になるので
法律などで取り締まらなければ
非人道的に近い飼育方法を取るケースが少なくありません。
養鶏業関連をピックアップしました。
上記リストの項目にもある
「人工的なフォアグラの製造」。
アヒルやガチョウの体を自由がきかないように固定し
口に鉄パイプを押し込み、そこからエサを流し込みます。
そして肝臓を10倍にまで膨れ上げさせる方法で
フォアグラを製造します。
アメリカでは唯一カリフォルニア州だけが
この残酷で動物虐待ともとれる
フォアグラの製造と販売を禁止しています。
製造業者の反対などにより
何度かその法規制への反発がありましたが
2017年、フォアグラを人工的に製造すること、
そしてその販売が禁止され州法となりました。
現在カリフォルニア州では
レストランでもフォアグラを提供することは禁止です。
フォアグラを提供していたレストラン前で
「ここで食べないで」と抗議する人たち(2015年)
Frederic J. Brown, AFP/Getty Images
ヨーロッパなどではイギリスを始め数ヵ国が
人工的なフォアグラの製造を禁止しています。
今後アメリカでも国単位で
全ての州で人工的なフォアグラの製造と販売が
禁止される事を強く望みます。
「アメリカ 「ヒューメイン州 ランキング」追記 その3 採卵養鶏 バタリーケージ」
へつづく
フォアグラ、って
なんであんなに人気なのでしょうね。
アンコウの肝の方が美味しい気がする。
(そういう問題か)
闘犬。
何が悲しいって
もともとフレンドリーな犬たちが
人間のせいで戦わされてるってことですよね。
強い子がいれば
その子孫を残すべく交配させる。
人間が作り出したものなら
人間が終わりにすることも可能なはず。
日本でもこのような声がもっと沢山
あがったらいいのになーって思います。
余談ですが、北海道では昔は
ばんえい競馬というのが盛んでしてね。
犬ぞり馬バージョンみたいな感じですが
丸太を乗せたソリを引く競技で
力とスピードを競うのです。
坂やコーナリングを必死で走るの。
なんか可哀想だなーって子供の頃言ったら
「ああいう競技に出ないなら、
あの馬たちは殺されるんだよ」と
言われたことがあります。
死ぬよりマシと、苦しい思いをして生きる。
そういうのって本当に正しい事なのかなって思いました。
難しいですね。
ってそれだけちゃうと思いますが、ワテク̪シは納豆でいいです(笑)
リングの中で闘う気満々で生まれてくる犬っていないと思います。
闘犬犬種の性質がーとか言う人がいますが
それはそういう風に育ててさらに掛け合わせ続けて
人工的に繁殖させたからですよね、ほんと。
だからもうそう言うのやめたらいいんじゃないかと。
19世紀とかじゃないんやし時代錯誤です。
普通に家庭犬、ペットとして扱って頂きたい。
闘魂は猪木だけに任せたらいいと思います。
馬を今よりも使役動物としていた時代の競技ですね。
現在それだけを切り取って「伝統」とか「文化」とか
正当化するのも違うと思います。
動物を死ぬか苦しむかの二択しかない状況にもっていく人間と
それを容認する社会、やっぱりどこかで変わらないと
と思います。馬は本当にやさしい動物です。
以前馬乗りをやっていた時に
本気で馬飼うぞ!と思った事があったのですが
犬の50倍世話がたいへんと言うのを聞いて諦めました
犬や猫はもちろん他の動物にもやさしい社会を
目指したいですね。