てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

アトピー治療の種類と選択

2013-10-30 | アトピー犬の件
そろそろ紅葉も散り始めて冷え込む日が増えてきたコネチです。
そう言えば明日はハロウィーンですね。

人間は仮装して地蔵盆的?にお菓子をもらえるので楽しいのですが、
ワンコの仮装はワンコの気持ち優先で!
ワンコが嫌がるモノ、危険なモノは避けたいですね。

さて今週末11月1日は皮膚科の獣医の所に行って
チャーリーのアトピー治療(と言っても根治はできないのですが)の薬を決める予定です。
ちなみにステロイド治療は今のところ考えていません。

前回の初診のときに宿題?として「これ読んでおいて」と
各種製薬会社のパンフレットを5枚渡されました。


内3枚は治療目的の薬や療法の冊子。


あとの2枚はアレルギーテスト会社と皮膚ケア製品Virbacのものでした。


アレルギーテスト会社とVirbacのAllerderm Spot Onは既に使用中なので置いておいて、
3製薬会社の中から薬を選択することになりそうです↓

1つ目は日本でも販売されているノバルティス社の免疫抑制剤「アトピカ」。
一般名サイクロスポリン(シクロスポリン)と言う薬です。


最初はこのアトピカを考えていたのですが、いろいろ調べるうちに
副作用も含め「免疫を制御する」と言うのがどうも引っかかっています。
理由は… と、その前にアレルギーの仕組みを1分で考えてみました。

1) リンパ球は白血球の一種で、免疫能を担当する細胞です。
2) リンパ球は腫瘍細胞やウイルスに感染した細胞を防御します。
3) リンパ球はT細胞、B細胞からできています。
4) B細胞はヘルパーT細胞(Th2)の助けを借りて5種類の抗体を生産します。
5) 5種類の内の一つである「IgE」抗体が過剰生産された場合、
6) IgE抗体は皮下組織の表面にある肥満細胞と結合して留まります。
7) 抗原となる物質(花粉、ハウスダスト等)が侵入した場合、IgE抗体と結合し、
8) ヒスタミンなどのアレルギーの元になる物質を大量に放出します。
9) 結果アレルギーを発症します。

※「Th1」「Th2」のバランスを省いて無理がありますが、なんせ1分ですから

そこで何が引っかかっているのかと言うと、
アトピカは上記の免疫系細胞の働きを制御する薬という事なので、
「2」に影響が出ると言うことなのです! 
結果、細菌などに感染しやすく癌細胞繁殖にもやさしい体になってしまうのですね…

ぅーん… チャーリーはゴールデンレトリバーなんですが、
通称「キャンサー(癌)レトリバー」と言われるほど癌の罹患率が高く犬種中1位…
ただでさえ癌には気をつけなければいけないのに
防御弱々になってしまうのは、なんだかなぁ~なのです。
と言う理由で今の所(後々変更するかもですが)アトピカは保留にしています。

そしてあとの2つはアレルゲン免疫療法(イミューノセラピー)製品を出している
GREER社とHESKA社のもの。


こちらは「アレルゲン免疫療法」(イミューノセラピー)です。
両社ともアレルゲンエキスの皮下投与(注射)と
舌下投与(ドロップ)の2パターンを出しています。

アレルゲン免疫療法はWikipediaによると
「患者にアレルゲンエキスを投与し、免疫寛容へと誘導することを目標とした、
アレルギー性過敏症の免疫療法の一形態である」とあります。
要するに体質改善ってことですかね。
すぐに効果は現れないかもしれないですが、副作用もマイルドっぽいし
長期的に使用するには良いかと。

ちなみに今の所「HESKA」の舌下ドロップ「ALLERCEPT」が有力候補です。



と言う事で今回も長々書きましたが、
病院に行って治療法が決まったらまた書きまする。


ワシがんばるねん


アトピー寛解に向けて今っ



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