てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

チャーリーのアレルギー疾患に思う

2014-09-05 | アトピー犬の件


チャーリーはアトピー性皮膚炎と言うアレルギー持ちワンコです。

昨年2013年に発症し、11月から現在まで
アレルゲン免疫療法 ・ イミューノセラピー」と言う治療を行っています。

詳細は「アトピー犬の件」のカテゴリーでいろいろ書いていますが、
アトピー性皮膚炎の犬を飼っていない方には、全く関係ない情報です(笑

上記の免疫療法を始めてあと2ヶ月で一年になり、11月で終わる予定です。
しかし劇的に改善されたか?と聞かれると、正直「?」です

そしてこれからは秋の花粉の季節。

チャーリーは花粉や草、牧草に多くアレルギー反応があるので
これからまたカイカイ度がアップするかも、と心配です。

アレルゲンの検査がそこまで当たっていなかったのかなぁと
いろいろ思うところもあり、さてどうするかと考えていたのですが…

最近FDAで認可された犬用アレルギーの薬が
副作用も少なく、とても効く薬らしいと
かかりつけの獣医(皮膚科でないほう)が言っていました。

現時点では販売している獣病院が限られているようですが
来春にはアメリカ全土で販売予定なので、
今の治療が終わればこれに変更するつもりです!

Apoquel  アポクェル? アポケル?と言う犬用アレルギー薬




犬のアトピー性皮膚炎は遺伝疾患によるものが多いので、
親犬がアトピー犬だと子犬が発症する確率は非常に高くなります。

そしてチャーリーのようにペットショップで売られていた子は
出生地がパピーミル(子犬生産工場)なので、
遺伝性の病気に罹患している確率も高いのです。

(チャーリーは2代前の飼い主にペットショップで購入されました)

パピーミルはお金儲けのためだけに犬を交配し、
遺伝疾患などには全く配慮せず子犬を産ませ続け、
純血犬としてペットショップに子犬を卸します。

そしてペットショップは高額な値段でその子犬たちを販売します。

チャーリーのように遺伝病を受け継いで生まれてきた犬たちは
言わば「人間の金儲けのための犠牲者」です。 
そしてアレルギーのみならず股関節の病気や他の疾患然りです。

乱繁殖し、物言えぬ動物を利用した悪質な業者に加担しないためにも、
パピーミルと繋がるペットショップやネット販売からの犬購入には
「ぜったい反対」の姿勢なおかんであります。

そして何より年間何十万頭(アメリカは350万頭以上)という犬や猫が
飼い主を見つけられない理由で処分されている現状を考えれば、
犬を購入するという事に疑問を持たずにいられません。

里親を待つ犬や猫に目を向ける人たちが
一人でも増えて欲しいと切に願います。


コメント欄はお休みですが、
不幸な運命になる犬や猫を一匹でも減らしたいと願う方、
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