てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

モールのペットショップ

2012-08-11 | アメリカ 犬 & 動物事情
今日は近所のしょぼい方のモールに行きました。

相変わらずでしたがここのモールは、
生体販売しているペットショップがあるのです。

コネチカットは生体販売が未だに禁止されていない州で
そういう意味ではかなり残念です。

ペットショップもショーケースに入れて販売するのではなく、
子犬同士をサイズ別に分けて結構ゆとりのあるサークルに入れて
遊ばせながら販売している所は、売り方としては(百歩譲って)まだ許せるのですが、
モールの中にあるショップの販売方法は最悪だと思われます。

昔ながらの「子犬をガラスケースに入れて陳列する販売方法」です。

どのケージも犬たちが歩けるスペースはなく
まぶしい蛍光灯が浴びせられ、
糞尿が掃除しやすい網目の床の上に置かれた子犬たち。
そんなケージが上下にあり
たくさんの種類の子犬が売られていました。

今日は土曜日ということもあり
ショップ内がかなり込んでいたので一層気分が悪くなりました。

このショップは他に小動物も扱っているのですが、
ケースを開けて素手でチンチラを掴んでいる客がいたり…

一番最悪だったのは「安売りのコーナー」。
「少し成長してしまった子犬たち」。
要するに売れ残りですね。セールの値札が付いているのですが
この子達は「どのくらいここにいるのだろう」と考えただけで
とてもじゃないけど笑顔で見ることはできませんでした。

毎日あんな狭い所に閉じ込めて、他の犬の鳴き声を聞かせ続け
光を浴びせ続けるのは虐待じゃないんですか?

以前も書きましたがペットショップは裏にあるバックヤードブリーダーという
悪徳ブリーダーと繋がっていると考えて100%間違いはないです。

目の前にいる生後2ヶ月過ぎのかわいらしい子犬からは
想像しにくいのですが、売られている子犬の親たちの悲惨な状態を
知った上でペットショップに加担して購入する人は多分いません。

アメリカの動物福祉はヨーロッパ、特にイギリスとドイツに比べたら
まだまだ後進国です。それでも心無い販売をする業者がいる一方で
シェルターやレスキュー団体がたくさんあります。
各町ごとにも普通にシェルターもあります。

代表的なのがThe Humane Society of the United States
虐待防止活動を行っているASPCA などです。

これらの動物福祉団体が力を入れて啓蒙活動しているにも関わらず
知ろうとしない人たちがまだまだいると言う現状が残念でなりません。

犬種の存続を目的とする良質なブリーダー以外の
モールやショップでの生体販売が無くなる日が来てほしいと
心の底から思います。


参加しています↓ ブログ更新の励みにポチっとよろしくです♪
にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へにほんブログ村


コメントを投稿