昼から雨がふりだした。

老いになった私は足のもたつきでひっくりかえりそうになる。それなのに今日の観戦者は9万といっていたが私の聞き間違いでしたら申し訳ない。
阪神が勝った。しかし首位は中日である。早くばんかいしないと抜かれてしまう。
それが今岡、矢野のゼットボール、逃げるのが下手なのか、わざと投手がぶつけているのだろうか。ちかごろこんなことが多い。
大阪ドームで在日同胞もいろんなイベントを行った。
まだ関西興銀が企業としてあるころ、近鉄の当時の監督を招いて子ども野球もした。保護者の預貯金者の獲得が目的だったのだろう。
このときはスタンドに上らないで下にいたので比較的楽だった。
後にここで行われた「ワンコリアーハナマトゥリ」の取材は大変だった。スタンドをのぼつたり降りたりした。そしてもう1つこの中で同僚の摩擦で嫌なことがあった。私の持ち場の仕事も少なく気をくさらしていた。辛抱していれば必ずいつかは解決すると思って他のスタッフと慰めあいながら辛抱した2年弱だった。
そしてあっけなく終わった。
トラブルメーカーだった張本人が突然に逝去した。
あっけない幕切れだった。
これを引き金にこの後が大変だった。スタッフの並々ならぬ努力で仕事のできやすい環境に戻した。
みんな見えないところで一生懸命に努力してきたし今もしている。
そんなことも思い出してしまう大阪ドームである。
ここにかけない出来事もたくさんあった。
もう1つ取材現場で困るところは長居公園スタジアムである。
ここもスタンドで大変だった。
サッカーの試合でよく入った。
ついスタンドにいくのが嫌でVIPの席で観覧していた。これも仕事を手抜きしていた。
今はこうしたところは若い記者がはいってくれるので助かる。
大阪ドームの多くの観戦者、今日の大阪ドームは阪神、オリックス双方の応援のフアンだろう。
それでも私のまぶたにいろんなものが走馬灯に駆け巡っていた。