鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

寝苦しい夜が続く。

2007-08-03 08:46:06 | 直言!
冷房は体に悪いと思って夜は1時間か2時間のタイマーにして網戸にして休んでいる。この間までは朝方は冷えて寒かったのに3日ほど前からまた暑い。寝苦しい夜になっている。
曽爾高原から戻ってきた。我が家が1番、気楽に寝られるのに夕べは蒸し暑くて寝苦しかった。
しかし九州や四国などは台風が来ているのに西日本は風がかすかにふいているものの暑い。
今日は京都に行き夕方からまた大阪に向かう。
韓国広報大使をしている2人のアナウンサーのダブルトークがあるのでまたそちらにいくことになっている。
それにしても暑い。移動でまた一汗をかきそうだ。
暑い時は南禅寺の哲学の道の近くでも歩くのは嫌だなと思っている。雨が降るとテレビの天気予報では言っていたのに雨が降りそうにない真夏の日差しである。

連日、政界はいろんなニュースに伝えてくれるが首相の続投になんの変化もなく過ぎているように思う。
選挙前から聞こえてきた自民党のあり方に町の声は激しかった。
まず「何も生活が楽にならない」声だった。
そして大臣の不正に発言問題、奈良の田舎に住んでいる者はテレビや新聞のニュースに今回はくまなく見ていたのだろう。
夏には参議院議員選挙がある。
そして安倍首相の勝ってきままに選挙の公示を1週間遅らせた。これでいよいよ自民党の信頼性を欠いてしまった。
決められたことを忠実に守るのが政治をするリーダーシップなのに首相自ら約束を破ってしまった。こんなことで政治は任せられないと思った人は多くいただろう。
首相という権力を利用して自分の都合に変えてしまう。
本当勝手そのものである。
中小企業のワンマン社長となんらかわりがない。
もう1つ、気に入らなかったのが夫人を伴って外国訪問されたが何の成果も出ていない。韓国と外交がうまくいっていたと思ったらアメリカから従軍慰安婦問題を出された。
この問題は日本政府にも失点があり問題も多い。
しかし日本植民地時代、日本軍に協力をして生活の糊しろにした朝鮮人もいたこと。このことも歴史の1部として知らないといけない。
私がこの問題をかつて昔現場取材で追いかけているときに生前、父親に注意された。日本のしたことも悪いがそれに協力をした朝鮮人がいたことも知らないといけないと注意された。
そして韓国系の新聞記者の先輩たちは「韓日国交正常化」のときにこの問題もひっくるめてされた話しも聞いてそのあと日本で活動するそうした市民団体の現場に入らなくなった。
そしてまた浮上してきた。
これは政治的背景があるということはいうまでもない。
分断国家である韓国と北朝鮮、1つの問題が終わるとまた次が出てくる。分断国家という体制は民族をまた翻弄させている。
こんなことが見えない様々な人に腹立たしさを覚えるが私の力ではどうすることも出来ないので黙って傍観をしている。
安倍首相の韓国訪問にアメリカ訪問、なんか世相と空回りしているように思えてならない。世間知らずで政治家になった資質が問われている。
私は日本の法律で暮しながらも日本の都合の悪いところでは法的地位も何もない。参政権付与に高齢者の無年金問題に国籍条項などなどあげたらきりがない。
自分たちの生活向上や権益のための問題がまだまだ残っているので今、慰安婦の問題を掲げることよりも自分たちの戦後補償である。
「在日」に対する戦後補償は何もない。
今ある法的地位も国籍条項の撤廃等は日本政府が自らに与ええてくれたものではない。すべて団体組織の活動の中で勝ち取ってきたものである。

こうした1世の歴史を知らない3・4世の若者たちの言葉に末恐ろしくなる。
日本で生まれて日本で育っている。日本語を使って生きているから韓国人と思っていない。日本人と思っているという言葉を聞いて私はショックを受けた。
日本の学校教育の同化政策がこかんなところにも結果が出てきた。
こんな言葉にまた安倍首相の叔父となる佐藤栄作元首相が言った言葉も気にかかる。1965年「日韓国交正常化」をするときに在日コリアンの在留資格の問題が浮上したとき、その佐藤元首相は「20年後になったら帰化していて20年後は在日コリアンがいない。年よりは亡くなっている」と発言した。
しかし20年後になったときに3世も国籍を持つ人も多く4世の誕生になっていた。そして改めてまた1991年「日韓会談」が持たれ海部元首相のとき旧日本植民地支配時代に日本に渡日にわたってきた子々孫々に永住権が与えられた。長い道のりだった。このとき反対したのが北朝鮮の支持者だった。
こんなことを忘れないで韓国籍のコリアンは日本で行き続けてきた。
それがまたアメリカから突きつけられた慰安婦問題にはまだまだ検討して論議を重ねることをしなければならないとそう思っている。
韓国と日本、戦後歩んできた外交の歴史そして日本植民地時代に何が起こり誰が何をしていたのか。きちんと調査をして論議をしなければならない。
まだまだ調査が仕切れていないこともたくさんあるだろう。
結論付けていくことはまだまだ困難であると私の考えである。
日本がした日本植民地支配の歴史はけっし消え去ることなく後世に伝えて韓日双方の歴史認識が必要である。このことに日本の政府も政治家も認識がかけている。今回の民主党が多く票が入った。地方でも日本国籍を取ったコリアンが多く日本人家族も多くなっている。この人たちの票が多くあったことを認識しなければならない。そして北朝鮮を支持していた多くの人は朝鮮総連離れで日本国籍者の増加にもなった。この人たちの票も大きい。しかし日本国籍に切りかえたくないコリアンもいる。これも1つの生き方である。しかし日本で生きていく中で国籍を変えないでも必要なものはほしいと要請してもいいのではないだろうか。時代が変われば日本も認識を変えていかなければならない。しかし変えることのできない多くの日本人もいる。これがその人たちの言論だろう。
しかし判断するのは国の政策である。
なんら変わらない日本人意識が安倍首相で一気に吹き出たともいえるだろう。

さあ。外出の支度をしよう。暑い、真夏の日差しの下をあるかなければならない。



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