ひさしぷりの店

ボリュームのあるのはうどんとかやくごはなセットもあるが---。これも大阪にはいっぱいある。お好み焼きはビールがあって美味しい。次の所用があるのでこれもひかえなければならない。
さてどうしたことか。
そうだ。釜飯なら昼食にいい。男性はおふくろの味は嫌いな人はいない。
よし。ここにしょうと決めた。
それでも奈良の食事どころに悩む。
朝はとんかつや屋にしょうか。いやこの間大阪でごちそうになったのもとんかつ、美味しかったが同じものは失礼。ということで釜飯に行った。
彼の記憶は古い店の記憶だった。
新しい店に変わっているのは知っておられなかったのでよかった。
ここにきてよかった。
熱々の釜飯がきた。
久しぶりに食べる。昔とちっとも味はかわっていない。
私が雑誌記者になるまでにできた店でこじんまりした店でしておられた。
美味しい釜飯の店。小さな店なのにいつもお昼時は行列ができていた。
食材がなくなると店は閉店になった。
今はそんなことはない。
日曜・祭日は多くの人でまたなければならないが食材がなくなると閉店しない。
今日も満席でテーブルがあいていなくて少し待った。
この釜飯の店のあるところのビルに来るといろんなことを思い出す。
このビルにファッションや飲食の店が一同に集めたビル3階建てである。ビルに入る前の店には、雑誌記者時代「大和の食べ物」で取材して紹介した店が何軒もあった。
ここの釜飯は前の記者がすでに取材していた。
残念だと思った。
しかし後日、取材関係なく食事にいったが本当に美味しかった。
あちらこちらとよく飛び回って食べ物の取材もよくした。
今日、久しぶり釜飯の店に昼食にいってあの店、この店の取材した当時を思い出していた。
まず食べる前に写真を撮って1口食べてはどんな味とかを取材ノートに書き込み、食材、作り方を聞いた。けつしておちついて食べることはできなかった。
取材のたびに美味しい料理は取材抜きで来たいといつも思った。
それほど食べ物の取材はストレスがたまった。
久しぶりの釜飯、美味しかった。他に奈良で食べるところは-----。
なんて今も考えている。
奈良のよさを食べ物から---とも考えている。