鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

夕食を終えて今、まだ6時すぎである。

2008-03-23 18:34:51 | 直言!
昨日は朝早くから1日動いていたので疲れがたまっているのだろうか。
昨日は本名で企業に勤務する在日韓国人2世の裁判訴訟、1年半かけて和解した。その報告集会の会場の現場に私はいた。近鉄大阪線の長瀬駅で人身事故が起きて電車の車内で40分以上電車を動くのを待った。会場に行くと電車の遅れで最初はちらほらだったが電車が動き出して会場はいっぱいになってきた。
支援者の代表がすごい。
大阪府内の高校教諭だった。顧客の差別発言に裁判訴訟のニュースを新聞で知った。生徒たちに民族名をすすめているのに教師として見て見ぬふりができない。今時の世相にまたせ子どものことそして在日コリアンのことを思ってくれる教師がいたのだ。感動した。見た印象は穏やかな教師風情である。
しかし裁判の力になればと提訴した本人に電話してお会いしたという。
すごいな、こうした先生の行動に生徒たちは信じてついていくことは間違いないと感じていた。
1年半の裁判、裁判の和解がすめば今度はまた目に見えない何かに立ち向かわなければならなかった。
そこみから逃げないで話し合いをした彼に拍手を送っていた。
どこかで心が折れてしまうのにめげないで気長く話し合ってきた。
その影で支えたのは支援グループだった。多くの人たちが彼を支えた。
孤独な裁判の戦いに支えたのは高校教師ら多くの人たちだった

大阪の町に生きる在日コリアンの存在を静かに語り継がれている。
しかし何よりもショックだったのは日本社会の歴史認識のなさだった。
まだまだ日本人の心の壁はあつい。あついけれど少しでも壁を崩す努力はやめてはならないと改めて認識していた。

裁判を終えて職場の問題の解決した彼の顔は何かをやりとげた心の強さで光り輝いていた。顔に燦燦と太陽が照らしているようだった。



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