今日はコリア囲碁大会が大阪韓国人会館であった。

創設して12年ぐらいになる。朝10時ごろから始まるのに日曜日となると7時まで寝てしまった。それからあわてて朝食をすませて支度をして9時20分ごろのバスにのった。バスにのって気がついた。時計を忘れた。しかたがない。携帯で時刻をみることにしよう。
さてこのまま電車に乗っていけばよかったが行きつけの喫茶店で30分とおもったが、雑誌記者をしていた編集局の営業担当がお世話になった広告京協力者の人とばったりあった。新聞を見出しだけ目を通して世間話をしていると11時過ぎになった。あわてて電車にのったが現場につくと12時半、囲碁の対局は3回戦が始まっていた。遅く来てすみませんといいながら弁当を頂いて食べた。
しばらく写真をとって対局の真っ最中なのでK氏の事務所が近いのでドアポケットに文書を差し込んでもどった。
まだ時間がある。
韓国人会館が今日は日曜日でも開いている。
そして民団関係者の多くが囲碁協会の会員である。
職員が何人か出勤していた。
年輩の職員と話しをした。
日本で生まれて育った。解放後帰国したが大学2年のとき動乱で密航してきた話しをきいた。すごい人生を歩んでおられた。話してみないとわからない。石原都知事と同じ年である。解放後の韓国史の生き字引だった。普段は色気の多い紳士と思って私はつかずはなれずしていたが今日、時間があったので話しを聞いてみるとまた私と違う歴史の中を生きてこられた。

それがその日、外で薬を買ってこられて会館に戻ってこられた。
何々を買ってきたと私に見せる、私ももう加齢になったのでちょっと冗談をいった。「そんなもんかってきてまだ元気をだすのですか。もうそんな元気ないはずなのに」と言ったら「チョンさんもえらいこというな---」と言ってわらっていた。そして傍の応接セットに座ってまた世間話や冗談を言っていた。「そんな薬をのんでどうするのですか。もうそんなに元気がないと思っているのに飲んでいるからまだ元気なんですね」と私はまたいらんことをいっている。さすがにずっとずっと私より年輩なので私の悪い冗談を軽く聞きのがしてくれた。
そしたら今朝、ちょっとしんどくなって薬をかってきたというので私は今度は真面目な話しをした。そしたら昔、分断国家に人民軍が木浦にきたがすぐ洛東江（ナクトンガン）に行った話やソウル大学にいったが勉強なんかしていない。戦争で大変だったとイウ話しニ日本に来たいきさつを話してくれた。ここにかくことは控えておこう。
色気のある男性とおもっていたがまた違う人生を歩いてこられたことにちょっとこれから悪い冗談をいうのはやめようと心の中で反省していた。

4時に対局は終わった。
抽選大会があったが会館をでた。4時27分の地下鉄にのって谷町9丁目にでた。4時58分の奈良行き特急がある。谷町9丁目から近鉄上本町の駅までけっこう歩く。急いで歩いて特急券を買ったが4時44分。なんとかぎりぎり間に合った。よんでいなかった新聞1紙を読んだ。
西大寺駅すぎてから夫から携帯が入った。
今、近鉄奈良駅にいるから東向け商店待の回転すしですし食べてかえろうという。それでたちよった。
寿しのご飯が多いのか少し食べるとおなか一杯になった。
帰ると昼間、スーパーでレバニラ炒めを買っていたのかそれをあたためてビールを飲んでいた。
夫も家にいると気が腐りそうだから気晴らしに出かけたという。今日はすし代ぐらい勝ったといっていた。近頃、もう節約して生活しないといけないと考えてほとんどいかなくなった。
夫も何もいわないがちょっとした思いやりがかけていたために息子夫婦の言動に親の存在がなかった。悲しいことだがこれはどこにでもある話という。
私はそんな子どもに育てた覚えがないといったらある年輩者は親から離れていってから変わったと思えばいい。
親子だから悩みがある。何もなければ悩みもない。親子だから悩むと私を励まして下さる年輩の言葉も聞かなければならないと思いながら------。
まだ夫婦とも心の中に棘が刺さっているようである。

かえってパソコンをあけるが1日コンタクトを入れていたので目が疲れている。画面がよく見えないのであした今日の現場の原稿はつくることにしょう。