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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

cinetamaでヨロシク

2011-01-27 | その他

昨日のコメントでちょっとお願いしたのですが、あらためてご訪問下さる皆様にお願いです。

私の本名は「TM」と言いまして(全然本名になっていませんが、ご訪問下さる方の多くはご存じかと...)、どちらかというとあまりない名前です。よく、男性に間違えられたりします(笑)。

ところが、私と同姓同名、漢字もまったく同じ方がいらして、その方は南京大虐殺に関する旧日本軍兵士の聞き取り調査などを行い、最近はドキュメンタリー映画も作ったりしておられます。この「TM」さんと私は、年頃が同じ、性別も同じ、どちらも関西出身、中国というフィールドが重なる、というような共通点が多いため、よく間違えられるのです。まあ、「TM」さんの方は、こんなミーハーな私と間違えられて嘆いていらっしゃると思いますが。

「TM」さんは、研究テーマがテーマだけに、右翼やその他の人々からの批判にさらされています。ネット上でもかなりえげつない攻撃がされており、私でさえ読んでいて不愉快になるほどです。最近、その手の人というか団体と思われる所から、私の自宅にも変な郵便物が届くようになりました。

たとえば、「山口二矢烈士五十年祭ご案内」といったハガキです。山口二矢(やまぐちおとや)というのは、1960年に社会党委員長浅沼稲次郎を演説の壇上で刺殺した青年です。山口二矢に関しては、沢木耕太郎著『テロルの決算』(1978年、現在は文春文庫収)という優れた評伝があるのでそちらをご覧いただきたいと思いますが、多分「TM」さんへのいやがらせで送られてきたと思われるこのハガキには、「アカ(彼らに言わせると”売国奴”)は殲滅するぞ」といったような不気味な脅しが感じられます。

今回のブログ開設に当たり、本名の「TM」を出してやっていくことも考えたのですが、このような状況があるため「TM」に過剰に反応されてはいやだなと思い、ブログでの私の名前はcinetamaとすることにしました。とりあえず、「TM」で検索され、このブログに進入されることを避けたわけです。

そんな事情なので、今後コメントを下さる時には、cinetamaでお呼び下さるか、あるいは長ければローマ字イニシャルのTとかMとかでお呼び下さい。もう正体はバレバレなのですが、「TM」という固有名詞だけ避けていただけると有り難いです。

陸川(ルー・チュアン)監督の中国映画『南京!南京!』(2009)が日本公開に至っていないのも、こういう状況があるからでしょうね。

 

<『南京!南京!』香港版VCDカバー>

『南京!南京!』はしっかりした作りの優れた作品で、日本人側の描写に関しても非常に気配りがなされていました。ただ、1カ所だけ「あちゃー!」のところが。主人公の日本軍兵士が従軍慰安婦の日本人女性に慰問袋をあげるシーンで、「キャンディー」という言葉を使っていたこと。これはやはり、「あめ」か「あめ玉」でしょう。若い俳優さんなので、つい出てしまったのかも知れません。

それでは、これからもcinetamaでどうぞよろしく。

 


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