友人が自宅1Fをギャラリーに改装し、昨年末から活動を始めました。ギャラリーの名前は「ディープダーン(Deepdan)」、最寄り駅は京王井の頭線池の上駅です。「ディープダーン」とは「お灯明を上げる」というような意味で、それからもおわかりのように、友人はインドととっても縁が深い人です。「ディープダーン」のHPはこちらですが、貸しギャラリーでもあるので、アジア関係の展示をなさりたい方はぜひコンタクトを取ってみて下さい。
ディープダーンから今日届いたお知らせは、梅木秀徳さんという方の、ホーミーのライブ。ホーミーというのはモンゴル独特の歌唱法で、それはそれは迫力があります。詳しく知りたい方は、こちらのウィキのサイトや、こちらの動画をどうぞ。しかし、これをあのギャラリーで聞いたら、声に酔ってしまうのではないかしら....。とりあえず、いただいたお知らせをコピペしておきます。定員枠が小さいので、ご予約はどうぞお早めに。
梅木 秀徳 LIVE 「モンゴルからの風、アルタイの山々への祈り」
ウメキ・ヒデノリ/プロフェッショナル・ホーミー歌手
馬頭琴演奏家・口琴(こうきん)奏者 (モンゴル・ホーミー協会認定)
4/6 (日)15時から (開場は14時半/終演17時10分頃)
4/12(土)18時から (開場は17時半/終演20時10分頃)
会費 前売り3300円
当日3500円 スーテイツァイ(モンゴルミルクティー)付き
両日とも定員15名(限定)/前売りで満席の場合は当日の受付は承れません.
お早めにお申し込み下さいませ。
会場 GALLERY DEEPDAN
東京都世田谷区北沢1-32-17
お申し込み/お問い合わせ
Gallery Deepdan :090-8519-8294 info@deepdan.com
演奏予定曲目
「ジョノン・ハル」-モンゴルの駿馬-「モンゴル・ホーミーのメドレー」
「アルタイ山讃歌」「スーホの白い馬」「万馬の轟き(ばんばのとどろき)」
「アルタイの英雄叙事詩」「ウレムジーンチャナル-最高の美しさ-」
口琴演奏-悠久の大地-
ほか多数演奏
《 梅木秀徳 プロフィール 》
1977年岩手県陸前高田市生まれ。98年子どもの頃から憧れていた
モンゴルに初めて渡り、伝統楽器馬頭琴を手にしたことをきっかけに、
モンゴルの音楽のとりこになる。モンゴルのホーミー指導の第一人者オ
ドスレン氏に素質を認められ、同氏の指導の下、ホーミーを修得。
モンゴルホーミー協会からプロフェショナルホーミー歌手の認定を受ける。
2012年にモンゴルで紀元前の発掘口琴に出会い、インスピレーションを得て、
口琴奏者としてのデビューも決意。遊牧騎馬民族の音楽世界の発展に
貢献するべく活動し、日本と大陸を渡り続けている。
モンゴル・ホブド県開催ホーミー・フェスティバル)・特別賞受賞
梅木さんの短い動画もこちらにアップされていました。この画像では弦楽器を演奏しながらホーミーを歌っておられるようですが、当日は上記のように口琴の演奏もある模様。口琴はアイヌ語では「ムックリ」、英語では「Jew's Harp」などども呼ばれる、唇に当てて演奏する小さな楽器です。
そう言えば、昔、直川礼緒さんが主宰してらした「口琴ジャーナル」なんていうのを楽しみにして読んでいたことがあったのですが、直川さんのお話だと、台湾の原住民族の中には口琴を使って会話する人たちもいるそうです。でも直川さん、台湾の街中で「口琴」と書いた看板を見つけ、喜び勇んで駆け寄ったら、何とハーモニカを売っているお店だったとか。そう、中国語で「口琴」とはハーモニカを指すんですね~。直川さんが主宰する日本口琴協会のHPはこちらです。興味のある方は覗いてみて下さい。
モンゴルや内モンゴル共和国は行ったことがなく、画像が何もないので、モンゴルっぽい絵柄のイランのミニアチュールを付けました。1978年にイランに行った時に買った絵はがきの一部です。ティムール朝とかのものでしょうか。
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ところで、今日『神さまがくれた娘』と『デリーに行こう!』の初日にいらした皆様、足の便は大丈夫でしたか? 私の住んでいる川崎市は、午前0時過ぎに東急東横線元住吉で起きた事故のため、東横線がストップしたのを受けてか道路が大渋滞。雪の影響による高速閉鎖等もあるのでしょうが、新聞の朝刊も夕刊もいまだに販売店に届いていないという状態で、今日は新聞なしの1日となりました。というわけで、羽生結弦くん金メダルのニュースは、明日知ることになります(笑)、って、ホントは午前4時頃までテレビ見てたんですけどね。モンゴロイドの顔立ちをした3人(カナダのパトリック・チャンのルーツは香港人、カザフスタンのデニス・テンのルーツは高麗人)が表彰台を占めるなんて初めてでは、とちょっと感慨深かったです....。