インド映画紹介@日本テレビ「ネプ&イモトの世界番付」、結構長くやってくれましたね。ラモージ・フィルム・シティの登場は予想通りでしたが、シュリーカーントのご出演は予想外でした。彼はカッコいいんですけど、ちょいオーラ不足と言うか...。まだ30歳そこそこなので、もう少ししたら個性が出てくるかも知れませんね。
あの中の映画製作本数ランキングで、インドが1位になっていたのはいいのですが、その本数として出ていた数字が1091本だったのはちょっと解せません。最近のインド映画の製作本数はもっと多いのに~。
下はここ20年間のインド映画製作本数の一覧なんですが、1091本というのは2006年の統計ですね。聞いてくれれば最新の製作本数を教えたのに~。
<インド映画製作本数の推移>
年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999
本数 948 906 832 812 754 794 683 697 695 764
年 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
本数 855 1013 943 877 936 1041 1091 1150 1321 1288 1274
くやしいので、アーミル・カーンに睨んでもらいましょう。「メッ!」
(Photo by Pradeep Bandekar)
シャー・ルク・カーンにも叱ってもらいましょう。「コラ! 最新情報を紹介してくれないと困るよ」
(Photo By R.T. chawla)
こういう製作本数を調べるのは結構手間がかかり、本当はいちいちどの文献で得た数字か書かないといけないんですが、ブログなので省略しちゃいます。ゴメンナサイ。今度から、「インド映画製作本数」でググった人は、こちらのブログに来てもらえるようになるといいんですが。
ついでに、香港映画のここ約40年間の製作本数も書いておきます。某所で香港映画の現状について話をする機会があり、その時のレジュメに載せた資料です。
<香港映画製作本数の推移>
年 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983
本数 97 95 87 99 109 116 110 106 87
年 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992
本数 86 88 87 76 115 117 121 125 215
年 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001
本数 242 181 125 115 96 90 101 132 133
年 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
本数 80+ 77 63 51 51 50 54 70 54
1990年代はかなり乱高下しているので、折れ線グラフにしてみました。
香港返還によってどう変わったか、という話だったので、1997年の縦棒が実線になっています。こうして見ると、最近の50本台という製作本数はやはりトホホですねえ。2011年は少しは増えたのかな?
もう一つついでですが、<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012>の上映作品が本日公式サイトにアップされました。残念ながら、今のところインド映画、香港映画ともにナシ。もしかしたら、追加で出てくるかも知れませんので、公式サイトをチェックしていて下さいね。なお、韓国映画は結構充実していて、キム・コッピ特集もあります。東京国際映画祭の杉野希妃特集の向こうを張りましたね(笑)。開催は2月23日(木)から2月27日(月)の予定です。