「インド映画完全ガイド」(世界文化社)発売を記念した「インド映画特別講座」は、7月で一応終了しました。最後の方の回では参加者の皆様にアンケートを書いていただき、今後お聞きになりたいテーマは何か、というのを選んだり書いたりしていただきました。それらをあれこれ勘案した結果、11月から新たな「インド映画連続講座」を始めることにしました。3ヶ月ごとに1回の年4回で1サイクルとし、1つのテーマを決めてお話したいと思います。まず初年度、第Ⅰ期は「スターで辿るボリウッド映画史」で、4人のスターを取り上げます。
また、今回からは講座の最後に30分ほど「映画で学ぶヒンディー語塾」も開設し、まったく初心者の方からある程度ヒンディー語をご存じの方まで、どんな方でも楽しんで、ヒンディー語「知ってる」レベルをアップさせられる時間を設けました。毎回完結なので、続いて参加しなくても大丈夫。スターの口まねをして、ヒンディー語を憶えましょう。
「インド映画連続講座」の概要は以下の通りです。
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スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅰ期
「スターで辿るボリウッド映画史」
<第1回>アーミル・カーン
「インド映画完全ガイド」発売記念として、3回にわたって開催した「インド映画特別講座」に続き、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」をスペース・アーナンディで開催することになりました。まず第Ⅰ期は「スターで辿るボリウッド映画史」と題して、4人のスターの足跡を辿りながら、その時々のボリウッド映画界を振り返ります。取り上げるのは、アーミル・カーン、シャー・ルク・カーン、サルマーン・カーン、そしてアミターブ・バッチャンという王道中の王道。3人のカーンは時代が重なりますが、それぞれに歩んだ道は異なっており、ボリウッド発展史のいろんな面が見えてくるはずです。
なお今回から、講座と抱き合わせで「映画で学ぶヒンディー語塾」も開講します。1年間聴いていただければ映画の2割がわかる!を目標に、30分の濃密な学習体験をどうぞ。
日時:2016年11月12日(土) 15:00~17:30
場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停で18分>下車1分)
定員:20名
講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
講師:松岡 環(まつおか たまき)
上のチラシ作品、『pk』日本公開が控えるアーミル・カーン。『きっと、うまくいく』や『チェイス!』、『ラガーン』でもお馴染みですが、彼が代表するのはボリウッドの「良識」。作品を選び抜くことで知られるアーミルの目線は、どんな経歴によって培われたのでしょうか。約50本にのぼる出演作を辿りながら、ボリウッド30年の歴史も振り返ります。当日は必ず、10月29日(土)から公開される『pk』をご覧になってからご参加下さい。
ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。
皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。(松岡 環)
[講師紹介]
1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』『pk』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修と執筆)など。
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講座があると、私もいろいろ勉強できてありがたいです。インド映画が好きになったばかり、という皆様にも楽しんでいただけるような内容にしてありますので、初めての方もご遠慮なくどうぞ。お申し込みをお待ちしています。
先日の朝日カルチャーセンターでの講座では、たくさんのpkのチラシをありがとうございました。
資料やポスターがあり、さらに重い思いをさせてしまい、大変御足労をおかけしました。
今回の講座も楽しくて、あっという間でした。
ポスターは、pkゲットとはなりませんでしたが、カッコイイ「SHAMITABH」をいただけて、大満足です♪
インド映画連続講座も決まり、嬉しくて、早速申込みしました!
こちらも楽しみにしておりますヽ(^。^)ノ
来週は、また暑くなるようですし、映画祭等でお忙しいと思いますので、お体に気を付けてくださいね。
またお会いできるのを楽しみにしております♪
すでにJaanさん始め3名の方のお申し込みがあったそうで、ありがたいです。
こちらもホワイトボードなどを発注して、ヒンディー語講座の方も準備を進めています。
ポスターは『シャミターブ』が当たったんですね。
あれも1枚ものだったはずで、ダヌシュとアミターブのツーショットでバックにはいろんなイメージが、というのでしたっけ。
『シャミターブ』も不思議な感触の映画で、バルキ監督の才能がよくわかる作品でした。
では、また映画祭ででも~。