アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

京都大学で『響け!情熱のムリダンガム』上映+トークの無料イベント開催

2022-11-30 | インド映画

秋の京都で、インド映画ファンには見逃せないイベントが開催されます。東京では、シアター・イメージフォーラムでの上映が11月4日(金)に終了し、現在は本日の毎日新聞夕刊で大きく取り上げられた日本で唯一のユニバーサル・シアター(障害のある人もない人もどんな人でも一緒に映画が見られる劇場、定員20名!)、シネマ・チュプキ・タバタ(公式サイト)で上映中のインド映画『響け!情熱のムリダンガム』公式サイト)。関西での公開は明年1月からになるのですが、その前に京都大学のイベントで無料上映されることが決まりました。開催日は12月4日(日)、定員500名で、事前登録さえ行えば映画を鑑賞して、トークを聞くことができます。

トークをなさるお二人、稲垣紀子さんと池亀彩先生のうち、稲垣さんは「インド料理店なんどりの店主がインド映画を配給!」した方として、いろんな記事に登場している有名人ですし、池亀彩先生は京都大学准教授として研究業績がたくさんある方(詳しくはこちら)である上、インド映画にも造詣が深い方です。私も以前、2018年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映されたカンナダ語映画『腕輪を売る男』(2018)の字幕監修をしていただいたのですが、『響け!情熱のムリダンガム』のパンフにも「カーストとインド芸能」という短い文を寄稿しておられます。こんなお二人のトーク、面白くないはずがありません。絶対オススメですやん、ホンマに、です。下に学会関係のメールでいただいたご案内を付けておきますので、京都およびお近くの関西の方はぜひどうぞ。なお、この記事の画像はすべて、『響け!情熱のムリダンガム』のものです。

© Mindscreen Cinemas

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属環インド洋研究センター
第1回公開講座

【日時】2022年12月4日(日)13時 ~ 16時(12:30会場)
【場所】京都大学時計台記念館百周年記念ホール(大ホール)
(URL: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y
(3の建物です。最寄りのバス停は「京大正門前」あるいは「百万遍」が便利です)
【入場料】無料
【プログラム】Program
 12:30 開場 Opening
 13:00 ごあいさつ Introduction
 13:10 映画上映「響け!情熱のムリダンガム」Film Screening
 15:20 トーク:映画から見えるインド社会(稲垣紀子×池亀彩)
  After screening talk & questions (Noriko INAGAKI & Aya IKEGAME)
 16:30 閉場 Closing
【申込URL】https://forms.gle/QFCEVNSwMBBS9Ai77
当日、会場での受付も可能ですが、混雑防止のため出来るだけこちらのフォームより事前にお申し込みください(先着500名様まで)。
【お問合せ】 kindows@asafas.kyoto-u.ac.jp

© Mindscreen Cinemas

私はとても京都には行けませんが、田端にあるというシネマ・チュプキ・タバタには行ってこようと思います。「チュプキ」はアイヌ語で「自然の光」を表す言葉だとか。行く日が晴れだといいなあ、とか思いつつ、今は亡き大好きなインド映画人ネドゥムディ・ヴェーヌのお顔を拝んでこようと楽しみにしています。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド映画『マスター 先生が... | トップ | インド映画と劇場はしごの1日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事