アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

2月2日(土)はP.ラムリーとデートを

2019-01-30 | 東南アジア映画

本日より、「ラララ♫東南アジア[クラシックス」」の上映が始まります。以前こちらの記事でもご紹介したのですが、もう一度スケジュール等を付けておきます。主催は国際交流基金アジアセンター(HP)と、会場ともなるアテネ・フランセ文化センター(HP)です。

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「ラララ♫東南アジア[クラシックス]」
【上映スケジュール】
1月30日(水) 16:15 『プアンとペーン』(132分)
        19:00 『少女ルーペ』(127分) 

1月31日(木) 16:20 『水かけ祭りの雨』(126分)
        19:00 『オペラジャワ』(120分) 

2月1日(金) 15:50 『少女ルーペ』(127分)
        18:30 『プアンとペーン』(132分) 

2月2日(土) 11:20 『水かけ祭りの雨』(126分)
        14:00 『オペラジャワ』(120分)
                   16:30 『わが義母』(117分)
                   18:30 シンポジウム(65分予定・シンポジウムのみ入場無料) 
         <ゲスト>
          カレン・チャン
     (アジアン・フィルム・アーカイヴ エグゼクティヴ・ディレクター)
                     石坂健治(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)
【会場】アテネ・フランセ文化センター 4階ホール
    (千代田区神田駿河台2-11/TEL:03-3291-4339)
【料金】一般:1,300円
    学生/シニア:1,100円
    3回券(一般・学生・シニア共通):2,700円
    会員:800円

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それで、今回の配付資料にP.ラムリーのことをちょっと書かせていただいたのですが、その原稿依頼の時アジアセンターの担当者の方が、「ブログで、ミン ウォンの個展に関連してP.ラムリーについて書かれた記事を拝見しました。ぜひ、P.ラムリーの影響のひとつとしてミン ウォンにも言及していただけますと幸いです」と書いて来て下さったのです。ミン ウォン? 来年末閉館予定の原美術館でインスタレーションをやった、あのシンガポールのアーティスト? あの時はウォン ハンミンさんが来て、マレー半島の映画館の写真がいっぱい見られて、おみやげに切手をもらって....と、肝心のミン ウォンのビデオインスタレーションのことをすっかり忘れていたのでした。7年半前の出来事なので、忘却の彼方だったのです、すみません~。詳しくは、このブログ記事を見ていただきたいのですが、ミン ウォンの「フォー マレー ストーリーズ」と題されたビデオインスタレーションの中で取り上げられた4本のうちの1本が、今回上映される『わが義母』なのでした。


 ネオ チョン テク(デザイン:ミン ウォン)「Four Malay Stories」 カンヴァスにアクリル 2009年

上の絵は、シンガポール最後の映画看板絵師ネオ チョン テク氏が描いたこのインスタレーションの看板絵で、『わが義母』は右の男性2態が該当します。サックスを吹いているのはP.ラムリー演じる主人公だろうとわかりますが、両手にフォークを持ち、目をぎゅっとつぶっている男は一体....。目から流れているのは何? と、すごく気になりますよね。というわけで、この看板を見た人は、『わが義母』がどうしても見たくなるはず。さすが、映画看板の師父だけありますね。2日(土)はぜひ、P.ラムリーとのデートにお出かけ下さい。

私は、研究会とかいろいろ重なってしまって、『わが義母』も、それから未見の『水かけ祭りの雨』も見られません。とっても残念なのですが、2日(土)午後6時半からのシンポジウムには駆けつける予定です。P.ラムリーの作品はまだまだ面白いものがいっぱいありますので、また上映される機会があることを願っています。


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