アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

香港映画が目白押しの春

2015-01-28 | 香港映画

香港の財神カレンダーがわが家の壁面を飾っていますが、それを見ると今年のお正月は2月19日(木)です。香港はその日から22日(日)まで4連休。今頃は「賀歳片」と呼ばれるお正月映画のラインアップが発表されている頃でしょうか。

日本でもそれに合わせたわけではないでしょうが、1月から3月にかけて、香港映画の公開が続きます。のちほど詳しくご紹介する作品もあるのですが、まずはわかっている作品を並べてみました。

『激戦 ハート・オブ・ファイト』 公式サイト 


2013年/香港・中国/118分/原題:激戦
 監督:林超賢(ダンテ・ラム)
 出演:張家輝(ニック・チョン)、彭于晏(エディ・ポン)、安志杰(アンディ・オン)、高捷(ジャック・カオ)
 配給:カルチャー・パブリッシャーズ、ブロードメディア・スタジオ
 宣伝:フリーマン・オフィス
2015年1月24日(土)より、新宿武蔵野館、シネリーブル梅田ほかにて公開中&全国順次ロードショー

※ご紹介が公開後になってすみません。一昨年シンガポールで見た時にこちらでご紹介した作品です。その時は少々酷評してしまったのですが、その後日本語字幕で見直すととても味のある作品でした。東京国際映画祭でも上映されましたが、これを見るとインド映画『Mary Kom(メアリー・コム)』なんか、ファイトシーンの作り方が下手だなあ、とため息が出ます。香港映画に学ぼうね~、ボリウッドの皆さん。

余談ですが、つい先頃インドを訪問したオバマ大統領が、「インドには誇るべき人々がいる、たとえばミルカ・シン、メアリー・コム、シャー・ルク・カーン、そしてカイラーシュ・サティヤールティー(昨年のノーベル平和賞受賞者)とか」と言及しました。ひょっとして、大統領は事前準備として『ミルカ』『メアリー・コム』の2本の映画を見ていたのでは? なお、シャー・ルク・カーンへの言及の時は、『DDLJ』の台詞の一部を引用したそうで、さすが大統領、わかっていらっしゃる! という感じでした。


『クリミナル・アフェア 魔警』 予告編 


2014年/中国・香港/111分/原題:魔警 
 監督:林超賢(ダンテ・ラム)
 出演:張家輝(ニック・チョン)、呉彦祖(ダニエル・ウー)
 提供:日活
 配給・宣伝:フリーマン・オフィス
2015年2月14日(土)より、シネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー


『スペシャルID 特殊身分』 公式サイト 


2013年/中国=香港/99分/原題:特殊身份 SPECIAL ID
 監督:霍耀良(クラレンス・フォク)
 出演:甄子丹(ドニー・イェン)、安志杰(アンディ・オン)、景甜(ジン・ティエン)、鄭中基(ロナルド・チェン)
 提供:『スペシャルID 特殊身分』フィルムパートナーズ
 配給:彩プロ
2015年月日(土)より、全国順次公開

※後日詳しくご紹介します。いやはや、ガチのケンカ上等アクションの面白いこと! ジン・ティエン小姐もすんごいアクション見せてくれます。


<2015春の香港・中国エンターテインメント映画まつり>劇場サイト

『アイスマン』 現地版予告編


2014年/中国・香港/104分/原題:冰封:重生之門 ICEMAN 3D
 監督:羅永昌(ロー・ウィンチョン)
 出演:甄子丹(ドニー・イェン)、王宝強(ワン・パオチャン)、黄聖依(ホアン・ジェンイー/エヴァ・ホアン)、任達華(サイモン・ヤム)
 配給:ツイン
2015年3月7日(土)より、シネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー

※時空を超えてよみがえる剣士....ってありがちな題材ですが、本作はアクション監督が谷垣健治さんで、雪景色シーンを日本でロケした模様。そのあたりが一番見どころかも。ところで原題を調べると、「冰封」だったり「冰封俠」だったりするんですが、香港版と大陸版の違いかしら?


『ドラゴン・フォー3 秘密の特殊捜査官/最後の戦い』 現地版予告編

2014年/中国・香港/104分/原題:四大名捕之大結局 THE FOUR 3
 製作・監督・脚本:陳嘉上(ゴードン・チャン)
 出演:超(ドン・チャオ)、劉亦菲(リウ・イーフェイ)、鄒兆龍(コリン・チョウ)
 配給:ツイン
2015年3月7日(土)より、シネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー

※人気劇画「四大名捕」の映画化シリーズ最終作です。今度はどんなアクションが見られるでしょうね。余談ながら、ウィンドウズ8.1にしたら「」の字がちゃんと出てきてすっごい便利。8.1に対する文句、少し控えようと思います^^。


『ゴッド・ギャンブラー ―レジェンド―』 現地版予告編

2014年/中国・香港/94分/原題:賭城風雲 FROM VEGAS TO MACAU
 監督・脚本:王晶(バリー・ウォン)
 出演:周潤發(チョウ・ユンファ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、杜汶澤(チャップマン・トー)
 配給:ツイン
2015年3月7日(土)より、シネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー

※昨年の<したまちコメディ映画祭in台東>で『ヴェガスからマカオへ』と題されて上映された本作、タイトルも新たにお目見えです。う~ん「レジェンド」ですかー。チョウ・ユンファは葛西なみ、ということですね。すでに『賭城風雲Ⅱ』も、チョウ・ユンファ&張家輝(ニック・チョン)&余文樂(ショーン・ユー)で作られている人気シリーズです。まずは、「Ⅰ」からどうぞ。


来日スターとかがいないのは残念ですが、香港映画も話題作は確実に日本で公開されますね。もう現地版VCD(いまだに出ていてDVDよりも安いんです)を旅行のたびに買ってくるのはやめようかな....。



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3 コメント

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あの俳優さんは今・・・ (Jaan)
2015-01-29 22:04:04
またまたJaanです。
今はインド映画が多いですが、昔はジャッキー・チェンやサモハン・キンポー(合ってる?笑)、ユン・ピョウが好きで、出演していた映画は良く見ていました。

しばらく香港映画観ていなかったら、ずいぶん変わりましたね~。
私はジョン・ローンが好きだったのですが、俳優を続けられているのですか?
もしご存知でしたら、教えて下さいm(__)m
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Jaan様 (cinetama)
2015-01-30 19:15:48
再度のコメント、ありがとうございました。

う~ん、ジョン・ローン、最近お噂を聞きませんね。英語版Wikiなどを調べてみましたら、2007年の映画『ローグ アサシン(War)』を最後に映画には出ていない模様で、舞台の方にシフトしているようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Lone

もう62歳なんですね。月日のたつのは早いこと....

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ありがとうございます! (Jaan)
2015-01-30 21:59:43
ジョン・ローンのことお調べいただき、ありがとうございます。

もう映画には出ていないのですね・・・。
62歳ですか~。
本当、月日がたつのは早いですね。
62歳のジョン・ローン、きっと素敵に年を取っているのでしょうね♪



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