チェンナイに来ています。割と涼しく、午後の2、3時間を除いては、歩いていてもほとんど汗が出ません。雨が全然降ってないらしくほこりっぽいですが、快適です。
泊まる所は、これまで定宿だったパームグローブ・ホテルから、今回はサべーラー・ホテルに変えました。大好きなパームグローブ・ホテルですが、ネット環境ゼロで前回苦労したため、思い切って変更したものです。サべーラー・ホテルは確か20数年前に一度泊まったことがあり、その時はえいやっと思い切らないと私には泊まれない値段のホテルでした。今回はネットで7~8千円で出ており、まあ許容範囲なので宿泊したわけです。ロビーもこんなで、結構豪華です。
南インドはどこもマネージメントがしっかりしており、ここも事前に「夜中の3時頃に着くからよろしく」とメールを入れたら、「わかりました」の返事がきちんと来ました。その点北インドは....で、ムンバイで泊まるホテルも変更を申し入れてもナシのつぶて。ムンバイに着いてからのトラブルを覚悟している私です。それはさておき、サベーラーはお部屋もきれいでしたが、バスルームが少々悪臭がしていまいち。かなり古びてきたためか、今あちこちの部屋でリフォーム中なので、そのうちここのバスルームもきれいになるでしょう。リフォーム作業は朝10時を過ぎると始まり、トンテンカンカンうるさいです。あ、頭の上でドリルの音がガンガンと...。
さて、昨日は早速映画を1本見ました。『旦那様と奥様とヤクザ再び(Saheb Biwi Aur Gangster Returns)』という作品で、2011年の『旦那様と奥様とヤクザ(Saheb Biwi Aur Gangster)』の続編です。この最初の作品、題名からグル・ダットの名作『旦那様と奥様と召使 い』(1962)のパロディではと思ってしまい、うかつにも見逃していた私ですが、今回続編を見てみて相当力作なのにびっくりしました。そういえば、前作(下)はいろんな映画賞にノミネートされていたんだった....。
ストーリーは前作の続きで、下半身不随になった旦那様こと藩王の末裔アーディティヤ・プーラン・シン(ジミー・シェールギル)と、彼に変わって政治家の道を歩み出した奥様マードヴィー(マーヒー・ギル)が一方の主人公ペアとなります。しかしこの夫婦、仲はすでに冷え切っている状態で、マードヴィーは酒浸り。もう一方の主人公ペアは、藩王のために全てを失った王族の末裔で、あやしげな仕事をしているインドラジート・シン(イルファーン・カーン)と、やはり王族に連なるビレーンドラ(ラージ・バッバル)の娘ランジュナー(ソーハー・アリー・カーン)。インドラジートとランジュナーは恋仲だったのですが、跡継ぎを望む「旦那様」が「奥様」がいるにもかかわらずランジュナーを妻としてもらい受けると言いだし、そこからインドラジートの復讐が本格化します。ところが、4人の愛情ベクトルが思わぬ方向へ行ってしまい、それに地方政治や追いはぎ団の内幕もからんで、ものすごい裏切りの構図が展開することに。
最近こういった地方政治をうまくテーマに盛り込む作品が増えていますが、本作はしっかりした脚本、しっかりした演技で、時差ぼけも忘れる面白さになっていました。特に演技は、主人公ペアの4人だけでなく、脇役がみんな上手でびっくり。政治家のリーダーを演じたひげの男優など、助演男優賞をあげたいぐらいでした。早速、前作のDVDを買って後追いで見てみることにします。監督は、昨年話題になった『パーン・シン・トーマル』を撮ったティグマーンシュ・ドゥーリヤーでした。
この映画を見たのはサティヤムという映画館ですが、この映画館はエクスプレスというショッピングモールにあるエスケープというシネコンと同じ系列です。というわけで、まず昼食を食べがてらエクスプレスに行って、そこでチケットを予約。下の写真は、エクスプレスで会ったおば様たちです。こういうステキなサリーを着たおば様が10数人いて、嬉しそうに互いに写真を撮り合ったりしていたので、久しぶりに会って女子会、なのかも知れません。あまりに楽しそうだったので、お願いして写真を撮らせてもらいました。
その後、サティヤムでは午後7時10分の上映だったので行ってみると、どでかい『ボス その男シヴァージ』の看板が。今3Dになって、再上映中のようです。あの札束が乱れ飛ぶシーンなど、3Dで見たらすごいだろうなあ。
映画を見終わって部屋に戻ると、タオルのスワンが迎えてくれました。出かける時、「バスルームが臭います。もっときれいにそうじしてね。トイレットペーパーも忘れずに置いておいてね」とメモを書いてチップと一緒に置いておいたら、結構きれいにバスルームの床とか拭いてくれ(それでもまだ臭う....)、ペーパーも予備を1ロール置いてくれて、おまけにスワンまで! これ、羽はフェイスタオルで、あとはバスタオルで作ってあります。
やっぱり南インドのマネージメントは素晴らしい、と思った次第でした。さて、今日は2本映画を見る予定です。そろそろ出かけます~。
妻の影響でRA-ONEからデビューして、
インド映画好きの私。
日本にいる妻から、松岡さんがチェンナイにいるよと
聞きました。
私も昨日からチェンナイで、明日バンガロールに行って
デリーに戻ります。
私の今日のホテルは、Radha Regent Hotel.
いつも行き当たりばったりでホテルを決めています。
朝から南インドのローカル映画を見ていて、
どろどろの復習映画、
私の会社のバナラシ出身のインド人スタッフが
南インドの映画はこんなのが多いって、インドでは
どこも同じようなと思いつつ。。
インドにどっぷりの私です。
本日「わが人生3つの失敗(Kai Po Che!)」行ってきました(^^ゞ。
監督が来られ無かったのは残念でしたが、ヴィカース・スワループ総領事が挨拶されました。とっても感じが良くてファンになりましたよ。総領事曰く、今までのボリウッド映画とは違うNEWボリウッド映画の第1号とおっしゃっていました。
teaserからの印象とはだいぶ違う映画と思いました。 ちなみに私は3人の青春旅行記ものかと勘違いしてましたが。ははは。
いい意味で裏切られたさわやか映画でした。イケメン好きなら最後のシーンは◎(笑)
時差ぼけも忘れる面白さ!? ぜひ見てみたいもんです^m^
ラジ二様の映画もイマイチ人気がありません。
シヴァージはハイデラバードでインド人にまみれて観た思い出の映画です。
テルグ語でしたので全く理解できませんでしたが、
インドでインド人と共にラジ二様の映画を観たい!
と言う夢が叶った瞬間でした。
残念! 今朝チェンナイからムンバイに移動してきてしまいました。今回はちょっと事情があって、チェンナイには2日間しかいられなくて残念でした。
アンダーブジヤ様はお仕事でご出張なのでしょうか。バンガロール、デリーとご移動お気をつけて。
インドの人は体には香油を付けたり、ジャスミンの花束を髪に飾ったりして自分自身はいい香りを漂わせているのに、周囲の臭いはあまり気にしませんね。私の鼻が敏感すぎるのか(花粉症のせいかも)、かなりつらいことがあります....。
「ボス その男シヴァージ」を南インドでご覧になったなんて、ラッキーな経験をなさいましたね。映画館が盛り上がっていたことでしょう。私も一度、やってみたいです。