テルグ語映画のことをあれこれ調べ始めたら、ちょっと書いておきたいことがあれこれ出てきました。
テルグ語映画界の男優についてPeriploさんのサイトに、「トップのカリスマ力を争うのはジュニアNTRとマヘーシュ・バーブー」と書いてあったことから、一昔前まではこれが「ナーガルジュナとヴェンカテーシュ」だったなあ、とふと思い出しました。「メガスター」と呼ばれるチランジーヴィは別格として、1990年代まではその次に人気があったのがナーガルジュナとヴェンカテーシュだったのです。下の写真、右がナーガルジュナ、左がヴェンカテーシュで、1990年代後半に撮られたものです。
(Photo by Pradeep Bandekar)
ナーガルジュナは、すでにブログにも書いたように昨年3月にチェンナイで見たタミル語映画『空路』 (2011/原題:Payanam)で、ハイジャック犯を捕まえようとする機動部隊の隊長を演じており、まだまだがんばってるのねー、と安心したものです。ナーガルジュナは奥さんのアムラと共に熱心にチャリティ活動を行っていることでも有名ですが、格好良さは昔のまま。ナイス・ミドルになってました。
一方、『愛と憎しみのデカン高原』 (1997)で主演したヴェンカテーシュは? と調べてみたら、ヒンディー語版ではサルマーン・カーンが演じた『ボディガード』のテルグ語版に主演していました。この映画、元は2010年のマラヤーラム語映画で、それが2011年にはヒンディー語映画としてリメイクされて大ヒット、そして今年作られたテルグ語版にはヴェンカテーシュが主演、というわけなのでした。テルグ語版予告編はこちら。ついでに、サルマーン・カーン主演のヒンディー語版の予告編はこちら。
上はテルグ語版『ボディガード』のポスターです。いや~、ヴェンカテーシュ、やけに年を取りましたねー。まあ1960年12月13日生まれとのことなので、今や51歳。老けるのも当たり前か。
続けてラモージー・フィルム・シティのことを書こうと思っていたんですが、今日は冬休み明け初講義、しかもダブルヘッダーだったので、だんだんまぶたが重くなってきました。ラモージー・フィルム・シティのことは、また日を改めて。
でもナーガルジュナさんのイケボで軍服姿がかっこよかったですね。ブラフマーナンダムさんもご出演されていてタミル語映画見てる感じがしませんでした。
奇策がなんとも面白かったですね。最後まで気を抜けない作戦でしたが…鐘の紐とかw。
インド映画には珍しくダンスシーンがない映画ということでしたが全体として面白かったです。
英語字幕ですので正直わからないところが多いですが、だいたいなにやっているかわかるのはインド映画のいいところですね~。