しーさるの鉄日記

成田エクスプレス河口湖乗り入れ

JR東日本と富士急行では、成田エクスプレス10号及び41号を、7/26から9/28まで土日に河口湖まで延長運転することを発表した。

10号は成田空港発915、東京発1021で河口湖に1243に到着する。また、41号は河口湖を1413に発車し、東京に1627、成田空港に1729に到着する。中央線内は立川、八王子、大月、富士急線内は富士山、富士急ハイランドに停車し、河口湖行のみ都留文科大学に停車する。

外国人観光客は「Mt.Fuji Round Trip Ticket」や「N'EX TOKYO Direct Ticket」を利用することで、安くこの列車の利用が可能となる。

--------------------------------------------------------------------------------
成田エクスプレスの富士急行乗り入れ、鎌倉延伸と同じく観光立国を意識したものである。

新宿~大月間は往復とも1時間強、臨時なのに「かいじ」と比較してもあまり変わらない。高尾以西では130キロ運転を行なうのだろうか。河口湖行は新宿を3分前に出た1029Tを三鷹で追い抜くのみ、土日快速が減ったことを実感する。一方、上りはかいじ114号の後追いで所要時間差はほとんどない。高尾1530の中央特快に数分の繰下げが発生すると思われる。また、中野で快速を追い抜くのではないかと思われる。

でも、成田エクスプレスのスジ、定期特急と遜色ない中央線内での臨時スジ、フジサン特急の代替スジをよくつなげたな。臨時スジは空スジを引いていたとは思えないし。こういう臨時の乗り入れは、新宿や大月で時間調整するはずなんだけど、それもないし。その結果、新宿~河口湖の間の所要時間は往復とも1時間56分と2時間を切ることに。富士急行直通列車としては最速かもしれない。早いのはいいのだけど、少しでも遅れたら回復しにくいので、成田線の遅れを富士急行に持ち込む可能性も。

この成田エクスプレスで、成田空港対河口湖だけでなく、東京対河口湖や渋谷対河口湖でも利便性向上、東京駅と河口湖を結ぶバスはあるが御殿場を遠回りして3時間近くかかるので、こちらの方が30分近く早い。でも、東京駅の総武線快速ホームや渋谷駅の埼京線ホームの立地を考えると、あまり利用者がいないかもしれない。

富士急行といえばバスだけど、羽田空港や習志野へ向かう路線があっても、成田空港へ向かう路線はないのね。西船橋、津田沼、海浜幕張までは設定されているものの3時間半前後かかるし。ということは元々需要がないのだろうか。需要があったら八王子方面のリムジンバスを兼ねて設定していると思うのだけど。

鎌倉、富士山と来たから次は日光か。259系が東武に乗り入れることより、E253-1000が成田空港に戻ってくる方が現実的だな。E351や257の車両動向もあるし、今後の臨時が気になるところだ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事