九州での駅降り2日目、今日は日豊本線の大分宮崎県境を攻めた後、吉都線を片付けることにした。
上岡は島式、大正時代の開業当初からの木造駅舎が大分寄りの海側にあり、狭いホームとは跨線橋で結ばれている。駅舎は公民館を兼ねており、中には折り畳み式のテーブルがあった。周囲には民家の他にホテルもあり、県庁に直通するバスも通る。商業施設が山側にあるはずだが、少しわかりにくい。
787系運用の普通列車で宮崎方面を目指す。朝6時台だが、重岡から先の最終列車だ。ワンマン運転のためか客扱いをするのは先頭車1両だけ、2両目以降は封鎖されている。787系というだけで乗り得普通だが、延岡行の先頭部はグリーン席なので乗り得中の乗り得だ。
延岡行を北川で降りる。北川は狭い島式、宮崎寄りの跨線橋で外に出ることになる。集落は川の向こうにあり、バスもそこで折り返す。そのバスに乗って延岡駅を目指す。
延岡駅はお洒落に改築、中には観光案内所や土産物屋の他にスタバや図書館が入居した。駅事務室やきっぷ売り場も洒落たものになった。
延岡発9時42分の2両編成の列車で宮崎へ。日向市以外は基本的の乗り込む一方、南日向まで乗客数人という駅はなく、美々津で立ち客が出てきた。宮崎神宮での降客が思ったより多かった。宮崎に着くと、精算待ちの列が階段の途中まで延びていた。宮崎地区のスゴカ導入エリアが狭いからだ。利用客数をみると、車載形でなく、駅に付けた方がいいだろう。
宮崎から1時間近くかけて都城へ。都城発13時の吉都線で駅降りを開始した。駅降りした順序は以下の通り、数字は都城からの駅数。
3万ヶ塚(歩)4東高崎ー1日向庄内(歩)2谷頭 ー6日向前田ー5高崎新田ー9小林ー7高原(歩)8広原
日向庄内は緩やかなカーブ上にある右片面、待合室駅舎はこの地域独特のに青色を塗ったものだ。都城の市街地なので駅近くにはスーパーなどがある。
谷頭は島式、都城寄り左側の待合室駅舎とは構内踏切で結ばれている。ホームと構内踏切の間にスロープがあり、バリアフリーに対応している。ここも待合室駅舎はこの地域独特のものになっている。非電化に関わらず、駅構内には架線が張ってあった。山田町の中心で駅周辺には銀行もあった。都城からの路線バスもこの辺まで乗り入れる。
万ヶ塚は左に片面ホームと駅舎のある構造、以前は島式だったが、駅舎とホームの間の線路が撤去された。待合室駅舎は1978年に造られたこの地域独特のに黄色を塗っている。駅前広場が簡易的に整備され、車が折り返せるようになっている。
東高崎は右片面、都城寄りに出口がある。ホーム途中に小さな階段があり、トイレにつながっている。駅近くには神社があった。
高崎新田は島式、右側の駅舎とは吉松寄の構内踏み切りで結ばれている。駅舎は国鉄時代からの鉄筋コンクリ造だが、あまりにも多くてもて余している感じもする。ホームには古い水呑場があった。駅を出て、緩やかな道路を上がっていくと、温泉施設があった。
日向前田は左片面、山あいにあり、都城寄りの出口を出ると細い道路で下の集落に出るようになっている。
高原は島式、都城寄り左側の駅舎とは構内踏切で結ばれている。神楽殿をイメージした駅舎には観光協会が入居しており、駅の業務委託の他に、産直などの販売を行なう。高原を出てしばらく走ると、宮崎道をオーバークロスする。
広原は右に片面ホームのある構造、真ん中にある出口は周辺とレベルが同じなので、ポールが埋まっているだけだ。
小林は島式、吉松寄りに上下線に挟まれた駅舎がある。窓口の営業時間は7時25分から18時30分、それ以外の時間でも券売機できっぷを買うことができる。駅舎は構内踏み切りに面しており、右側はKITT小林というバス待合所、お土産物や、イベントホールなどが入居する建物になっていた。逆側は公園が整備されていた。
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