中国道を斜めにオーバークロスして、ビル街に入ると千里中央に到着する。ラッシュ時の彩都線直通が折返列車として設定されているので空港寄りにY字の折返線がある。コンコースには他都市のモノレールの歴史を展示、出口は北側のみでビル街の屋根つきペデストリアンデッキにつながっている。そのペデストリアンデッキを数百メートル北上すると北大阪急行の駅がある。ニュータウンの中心で商業施設があるのはそちらの方である。
千里中央を出ると南側のマンションが少なくなり、大阪中心部のビル街を眺められるようになる。少路周辺は一戸建て住宅の方が多くなる。駅周辺にはマンションが建っているものの空き地も目立つ。コンコースからの階段を降りたところに、山陰特急バスのバスおりばがあり、偶然にも鳥取からのバスが客を一人降ろしていった。
柴原の北側には市立豊中病院があり、バス及びタクシーのロータリーはそれと共有している形だった。この辺も高いマンションは少ない。
左カーブして阪急宝塚線をオーバークロスすると蛍池に到着する。モノレールのコンコースは、阪急の橋上駅舎と、公共施設、商業施設、住宅が一体となった駅ビル「Luciole」に挟まれ、連絡通路で結ばれている。他の阪急線とは十字クロスだが、ここだけ並行している。阪急駅の東側については、後日の阪急の駅降りのときに触れる。
蛍池を出たモノレールは右カーブで阪急宝塚線と分かれて、高速のランプに沿いながらさらに右に曲がる。左手に滑走路が見えてくるとまもなく大阪空港に到着する。大阪空港は那覇空港同様、道路を跨いだ連絡通路で空港ターミナルと結ばれている。空港客は千里中央より東でも目立つが、蛍池で倍以上に増える。
万博記念公園を出た彩都線は、モノレール線の外側に分かれた後上昇、モノレール線と中国道をオーバークロスして左に曲がる。右側に広大な駐車場が見えてくると公園東口に到着する。駐車場の向こうにはガンバ大阪のホームグラウンド、万博記念競技場。万博記念公園ほどではないもののコンコースは広く、出口からは競技場へ向かって延びる緩やかなスロープも広い。
公園を半分反時計周りに周ったところで、進路を北に変える。阪大病院前の西側は、名前の通り大阪大学病院及び大阪大学吹田キャンパスになっている。病院に近いためか、改札口の目の前には調剤薬局がある。病院などはコンコースと同じレベルで、連絡橋を渡るとバスターミナル越しに施設がある。西側の病院とコンコースは同じレベルだが、東側の県道は1レベル低い。
緩やかな下り坂を降りたところに豊川はあった。出口は彩都西に向かって右側、つまり東側のみで整備されたロータリーに面している。ロータリーはタクシーが数台と停まっているだけで、バスは乗り入れない。新駅とはいえ既存の市街地にあるので、周辺には住宅やマンションが建っている。
豊川を出ると沿線は水田や森林が目立つようになる。だが彩都線は丘の上の団地街へ向かう。彩都西は大阪モノレール唯一の掘割の間にある駅。だが並行道路はモノレールより下を通っている。西側1番線は降車専用ホームで列車は先のY字線で折り返す。大きく採光性のある橋上駅舎は歩道橋に面しており、東側にはロータリーがある。ロータリーには商業施設が面しているものの、団地群は駅より少し離れている。
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