夏休みの駅巡り、今年も北海道に行くことに。というか、首都圏から西の駅巡りは終了したから、駅巡りが完了するまで夏休みは北海道通いということになる。
上野発6時38分のはやぶさ1号に乗ることに。えきねっとで予約したチケットをSuicaで紐付けするのを忘れて、改札でエラーを起こしてしまった。自動的に紐付けすると思っていたのだけど。その場で、スマホでえきネットにアクセスして、設定することで事なきを得た。
大宮を出ると席は満席に、この前のように福島で詰まることはなかった。仙台で1/3が入れ替わる。はやぶさ1号の指定席が瞬殺したことを考えると、臨時のはやぶさが欲しいところだ。先行のやまびこ51号はどうなのだろう。
盛岡、新青森は仙台ほど目立った動きはなかったが、いつの間にか、空席が目立っていた。奥羽本線は大雨被害で、弘前方面が運休になっているが、車内放送ではそれに触れずに、普通に接続放送をしていた。
大雨による貨物列車遅れで明日まで青函トンネル内での速達化は取り止めに、新函館北斗での15分の乗り換え時間は12分となってしまった。乗り換えコンコースは混雑し、券売機の前には長蛇の列が発生していた。ピーク時は新幹線車内で新函館北斗～函館間の乗車券を販売するのも一考だろう。弁当屋の位置を把握していたので、12分の乗り換えの間に昼食を買うことができた。
新函館北斗発11時05分の北斗9号に乗車する。大沼公園から森までは、カーブが多いせいか、70キロくらいしか出せない。森を出ると海沿いを走り、100キロ以上を出すようになった。乗客の流動は東室蘭ですら少なく、直通客が多かった。南千歳を出ると線形がいいものの100キロは少ない。待避設備がそこそこあるものの、貨物があるせいかパターン化されてないからだ。
スマホで雨雲予想を調べていたら、予定通りだと足止めを食らいそうな雨雲を発見、慌ててスケジュールを組み直して、今日行く予定だった留萌本線を、3日後に回した。駅巡り3駅が犠牲になったが、4700円旅行代が浮いた。
新函館北斗から3時間30分、14時38分に札幌に着いた。上野からだと丁度8時間だ。新幹線が札幌まで延伸すれば正午過ぎに着くことになる。大宮発6時の臨時を復活すれば、11時くらいに着くことも可能だ。
たった2分で学園都市線に別ホーム乗り換え、乗ったのは721系のuシート、快速エアポート運用時は指定券が必要だが、それ以外では無料開放される。札幌発車時点では窓側全てが埋まっていたが、八軒でそこそこ降りたので、席を移動してシートをリクライニングさせた。
学園都市線に乗ること30分、ロイズタウン駅で下車する。名前の通りロイズの工場が近くにあり、今年3月に新設された。北海道医療大学に向かって左側に上屋付きの狭いホーム、ほぼ札幌寄りに駅舎のある構造だ。駅舎は中にスロープが整備されているので細長い。積雪を考慮した構造になっている。自動改札は入札用と出札用が1台ずつ、その左には券売機、上には次の列車の時刻と位置情報を知らせるディスプレイが設置されている。駅舎の外観はロイズをイメージした白と青、内装は地元の白樺が使われている。駅前広場は工事中、利用者は仮設通路を数十メートル歩くことになる。
ロイズの工事は駅から歩いて10分くらいだが、無料の送迎バスが仮設通路出口の仮設駐車場から出ている。せっかくなので、工場併設の売店で、マシュマロとチョコのピザとソフトクリームを食べた。工場の内部は今年の冬に見物できるようになる。
ロイズタウン駅から一駅乗って、太美駅で折り返す。この駅は今年3月改正で石狩太美から改称されただけでなく、右ホーム側の南口が改修されたので、立ち寄ることにした。以前はホーム上に自動改札と階段出口だけだったが、小さい駅舎と上屋付きのスロープを設置した。自動改札は駅舎に移設されたが、券売機は設置されなかった。
帰りはオールロングの731系、リクライニングとは天と地の差だ。札幌着16時46分、地下鉄南北線に乗り換えて大通へ向かう。地上に出て4年前にデビューした新型の路面電車の車両「シリウス」を撮影して、乗車した。
今日の用事が全て済んだので、宿のある帯広へ。googleで調べたら近くに帯広行の高速バスが停まっているとのことなので、指示通りに行ったら運良く停まっていた。さらに運がいいことに、キャンセルが入ってバスの席が一つ空ができていた。列車で7200円のところ、バスで3800円で済んだ。
高速バスは占冠パーキングエリアで休憩しながら、帯広駅に21時25分に到着した。
