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しーさるの鉄日記

野崎、長尾、東部市場前の改修駅巡り

今日は、大阪と名古屋で駅巡りのあとに改修された駅を、数駅ずつ再訪することにした。まず、大阪から。

東淀川発6時10分の尼崎行きに乗車、始発駅も吹田とレアで、東海道線では蒲田始発の桜木町行より短い。尼崎行の次も甲子園口行とレアな行先が続く。甲子園口から先をフォローするかのように、北新地発は6時12分、26分と東西線からの西明石行が連続する。宝塚線は東西線からの直通もないので、大阪発6時09分から33分まで開く。大阪着6時16分、2分停車して6時18分に出発する。その2分後、隣のホームに快速が入線、5分も停車するため、茨木で追い抜いた普通甲子園口行に追いつかれそうになる。

神戸寄りのホーム端まで歩き、エスカレーターで西口コンコースへ降りる。エスカレーターの少し手前には階段とエスカレーターがある。西口コンコースは、うめきた地下ホームへの連絡通路とともに、今年3月から共用を開始した。アクセスできるのは1~10番線ホームだけで、サンダーバード乗り場の11番線からは工事中なのでアクセスできない。改札を出ると、北側は仮囲いで封鎖されており、出れるのは南側だけとなっている。南側出口を出ても、目の前は仮囲いになっており、東側の道路へ向かって少し歩くことになる。改札を出たところには近畿エリアの細長い路線図が放射状に表現されていた。アルファベットの付いているラインカラーのある路線は舞鶴線以外全路線あった。

西口改札内コンコースは、柱が太いものの市松模様の灯りが照らすのでそんなに暗くない。コンコース北側からうめきた新駅への連絡通路へ、大きい共同溝をくぐるためか1フロア分上がり下がりすることになる。西口改札内コンコースからエスカレーターを歩かずに2分半でうめきた地下駅のコンコースに到着した。スーツケースを持って、エレベーターを使えば4分ぐらい、高架ホームでの乗車位置が京都寄りなら地下ホームまで10分くらいかかる。三ノ宮など兵庫県内から、関西空港、白浜方面へ向かう場合、大阪~新大阪間の往復分10分はなくなったものの、大阪での乗り換え時間もそれくらいかかり、歩く距離も長くなった。

大阪発6時46分のおおさか東線に乗車、先行列車とは32分も開く。日曜7時台とはいえ、縦貫路線で30分開くのは使いにくい。新大阪から久宝寺へ行くのに、次のおおさか東線の13分前のJR京都線に乗って、大阪、新今宮を経由しても、久宝寺には6分早く着くことができる。ただ、需要もないのも事実で、JR淡路から学生の団体が載ってきた以外は大きな流動はなかった。

放出着7時08分、目的地は野崎なので目の前の学研都市線普通にすぐに乗り換える。後続の快速は8分後なので四条畷まで逃げ切ると思っていたが、3つ目の住道で7分停車して待避を受けることになった。次の普通は四条畷止で2つ目の目的地の長尾にはすぐに行けなさそうなので、順序を入れ替えて、快速で長尾へ向かった。

長尾に7時39分に到着した。長尾は訪れた5年後の2013年に橋上駅舎化、旧駅舎の木津寄りに4階建てのビルのような橋上駅舎が建てられた。旧駅舎はホームと地下通路で結ばれ、旧駅舎とホームの間には気動車に乗り換えていた頃の名残の側線があったが、橋上駅舎化でそれらは撤去された。新しい駅舎の改札横には売店が入居、コンコースと駅出口の間にはスケルトンのエレベーターと昇りエスカレーターが整備された。西口は改修前はラインだけ仕切られた広場にバスが発着するような状況だったが、改修に合わせて3倍に拡大、旧駅舎撤去などで歩道も拡大したため、広場に沿って上屋が設置された。東口は狭い歩道が整備されたものの、信用方式の野ざらし駐輪場と田んぼしかなかった。10年経ってもこれでは、進展の可能性は低いのかと。

長尾発7時53分の快速で折り返す。野崎に行くのに、四条畷始発の普通へ乗り換える必要があったが、運悪くホーム別乗り換えだった。1年くらい前に多治見から神領に行くのに高蔵寺でホーム別乗り換えをしたのを思い出したけど、エスカレーターがある分、マシなのかと。

野崎着8時11分、野崎は2020年2月の橋上駅舎化された。新しい駅舎は野崎観音の本堂をイメージ、柱に支えられた上屋は駅舎全体を覆っている。コンコースは高い天井で採光性はよく、天井の明かりは屋形船の形状となっている。改札の前には売店があり、長尾駅のものと比較して大きかった。コンコースと駅出口はエレベーターの他、昇りエスカレーター、階段で結ばれている。旧駅舎のあった東口の駅前広場は、川と挟まれているためか、舗装と小さな柵という簡素なものだったが、今は新しい駅前ロータリーの工事中で、歩道には先行して上屋が整備された。新設された西口は比較的小さいロータリーがすでに完成、国道170号線からの側道からアクセスができるようになった。歩道には、東口同様変わった形の上屋がある。駅前広場に面して立体駐輪場を新設、橋上駅舎のコンコースと繋がるようになった。この構造は昨日降りた草津線の三雲駅と全く同じで、近くを国道の陸橋が横切っているのも全く同じだ。

野崎発8時21分、住道で快速と緩急接続、思っていたより空いていたので快速に乗り換え、京橋には普通に乗る通すのより6分早い8時37分に到着した。京橋では環状線天王寺方面に乗り換える。8時40分発は先行より8分も開いていたのでそこそこの混雑、44分発は空いていたが次の47分発が転換クロスシートの221系運用なので、それに乗ることにした。早いのに乗っても天王寺から先は同じ電車だし。運転間隔が開くときは開くが、狭くなると山手線より短い。

天王寺着9時02分、7分接続のJR大和路線に乗り換えて、隣の東部市場前へ。東部市場前駅は2019年3月に木津寄りにエレベーター専用で今里筋に面する東口を新設した。エレベーター専用の改札口は北海道の北広島で見たばかりだが、エレベーター専用の出口は地下鉄以外では珍しい。既存の西口にエレベーターを増設できなかったため、このような形になったと思われる。逆に言えば、東口も階段を設置するスペースがなかったから、エレベーターだけになったのではないかと。エレベーターなので、電車に乗るときは余裕を見ておく必要がある。それでも西口まで歩いて2分かかるから、今里筋側からは東口が確実だ。天王寺での出口が近い西口側は混雑するし。

東部市場前発9時23分の普通は満席、さらに先頭部は満員になったため、3ドア目から乗り込んだ。久宝寺で快速に抜かれたのに利用率が高いというのは、先述した通り天王寺での出口が近いため、東口から後ろの方に乗り込んだら空いていたかもしれない。天王寺発9時33分の始発の221系で快適に鶴橋へ移動する。鶴橋では時間があったので、コリアンタウンを散策した。

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