しーさるの鉄日記

京急12月改正


京浜急行では12/5にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。

●三浦海岸発の上りウィング『モーニング・ウィング』を、朝ラッシュピーク時間帯の前後に1本ずつ新設する。(三浦海岸609→品川728、三浦海岸756→泉岳寺922、横須賀中央、金沢文庫、上大岡のみ停車し、品川までの途中下車はできない)着席整理券の料金は300円、1ヶ月券は5500円とする。なお、夕方の『ウィング』についても着席整理券は300円とする。

●平日夜間において以下の改正を行なう。
★京急蒲田始発羽田空港行を品川始発の士エアポート急行に変更する。また、羽田空港からの普通京急蒲田行を士エアポート急行金沢文庫行に変更する。
★上り特急京急川崎行を品川まで延長する。また、上り普通神奈川新町行を京急川崎まで延長する。

●土休日において以下の改正を行なう。
★朝の上り特急品川行3本を泉岳寺まで延長する。また、下り快特羽田空港行を士エアポート急行に変更する。
★夜間の上り特急神奈川新町行を羽田空港行きに変更する。また、羽田空港から士エアポート急行金沢文庫行を新設する。

---------------------------------------------------------------

ウィングが設定されて23年目で、朝のウィングの設定。トンネルの向こうでは、ウィング以前から設定されて30周年を迎えるというのに。2000系時代から、ピーク時間帯を外した(通勤)快特にクロスシート車が充当されていたが、その一部が『モーニング・ウィング』に変更という形になる。 『モーニング・ウィング』は『ウィング』と違い、金沢八景と堀ノ内~津久井浜間を通過する。特に京急久里浜を通過する定期列車は、初めての設定である。横須賀線との競合を考えると、久里浜に停めてもおかしくないのだけど、始発列車が設定されているから平等性を考慮したということなのだろうか。なお、横須賀線にも品川に9時前に着くライナーが設定されているが、逗子発なので『モーニング・ウィング』には直接の関係はない。 三浦海岸から横須賀中央までは1号:17分、2号:19分だから、同区間を20分で結ぶ特急と大差ない。京急久里浜は、車庫から折り返し列車の多いから、退避はできないみたいだし。

品川までの所要時間は1号が79分、2号は83分。1号でさえ、同時間帯の特急に比べて数分遅い。夕方の『ウィング』が後続の特急より数分早いのとは対照的である。

着席整理券は300円。夕方『ウィング』は200円だったから値上げという形になる。でも、同じようにデータイムに一般列車に充当されるTJライナーが310円だから、妥当な料金設定かもしれない。23年もの間、値上げをしなかったのが不思議なくらい。

平日夜間に設定されている蒲田行は2335着一本だけ、これがそのまま士エアポート急行として走ると、2341の特急で上大岡で追い抜かれるのではないかと。一方、その折り返しで改正後に品川始発になる士エアポート急行の蒲田発は2343。これも2341の特急との兼ね合いが気になるところ。

土休日朝で品川から泉岳寺まで延長となるのは、品川着で8時台後半の3本になるのだろうか。そうなると、折り返しの下り快特も泉岳寺発になるけど、リリースで触れてないからな。

今回は京急だけの改正で、京成は変更がないのだろうか。データイムはほとんどいじらないようだし。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事