関西圏での駅降り2日目、今日は近江鉄道を中心に行動した。奈良・大和路遊々を持っていても、王寺-高田-吉野口以外、駅降りが済んでしまったからな。
近江八幡のホテルを6時前にチェックアウト、550円という破格の一日乗車券を買って、6時12分に近江鉄道の駅降りを開始した。武佐で1本落とし、昔の私鉄らしい駅舎の新八日市へワープ、太郎坊宮前まで駅歩きして、近江八幡行で平田へ。平田から市辺までも駅歩き、交換のタイミングと中々会わない。市辺から河辺の森へワープした。実は平田から八日市行で折り返すつもりだったが、平田交換で折り返せなかった。自分が組んだ予定は2年前の私鉄時刻表をベースにしたものだったのである。仕方がないので駅時刻表と運転士行程表(交換駅は色が塗ってある)を参考にして行動することにした。
河辺の森から八日市へ。2階建ての駅舎の中には大凧が飾ってあった。そういえば、来週は大凧祭りがあるとのことだ。
八日市を8時10分に出発、愛知川で折り返し五箇荘へ。尼子で折り返し豊郷へ向かう。東海道新幹線が並走するこの辺は、駅間距離が長く全駅で交換できるのが特徴である。また各駅とも駅舎は整備されており、中にはコミュニティセンターを兼ねているものもある。センターの職員はいるが、駅員はいないので無人駅である。
高宮へ向かっている途中、嵐のような土砂降りに見舞われる。駅歩きがないのは幸いだったが、駅の外にも出たくないような降り方である。多賀大社前にいたときが雨のピーク、20分近くもある折り返し時間のうち、外に出たのはほんの数分だった。一度高宮に戻り、スクリーンで折り返し。スクリーンに着く頃は雨も小康状態となった。
スクリーンから味のある駅舎の彦根口へワープし、ひこね芹川まで駅歩き。JR琵琶湖線との並走区間にある築堤上の片面ホームである。彦根は米原行との乗り継ぎ時間を利用して駅降りした。
彦根で時刻表入手したので行程を再検討、このまま鳥居本、フジテック前と行って米原で折り返しても彦根止りに当たることが発覚、そこで先に米原に行って、長い折り返し時間の間に北陸本線坂田を駅降りすることにした。
米原から新快速で坂田へ移動、坂田からは臨時の普通列車。この臨時がなかったら坂田に行くのを諦めていた。米原から近江鉄道に戻る予定だったが、今度の新快速が225運用だということが坂田にいたときに発覚、近江鉄道の時刻表でスケジュールを組みなおしてから、225が停まるホームへ向かった。
彦根で昼食を取った後、近江鉄道で彦根を出発、12時53分のことだった。フジテック前から鳥居本までは駅歩き、いやほ半分ぐらい走っていた。それでもホームに着くとすぐに構内踏切の遮断機が降りていた。今後は交換駅への駅歩きには余裕を持たせなければならない。鳥居本の駅舎は福島交通の曽根田に似ているような。
鳥居本から桜川まで一気にワープ。桜川から京セラ前まで駅歩きで移動した。駅名を聞く限りだと、どこかのドームにいるような気分である。京セラ前から大学前まで八日市方面の列車で移動し、大学前から長谷野までも駅歩き。いつもなら駅歩き、もしくは逆方向の列車で駅数を稼ぐが、これはその複合技である。ましてや駅歩き、逆方向列車、駅歩きをやるのは、上下列車のタイミングや駅間距離が合わないと不可能で、今回以外では常陸太田支線でしか行なったことがない方法である。この作戦のおかげで、次の貴生川行まで4駅稼ぐことができた。
朝日野で折り返し朝日大塚で45分待ち。日野交換が原則のため長くなってしまった朝日大塚折り返し、隣の駅も離れているのでじっくりと待つことにした。
日野で1本落とし。いや日野折り返しだから落とさせざるを得なかった。八日市側から日野折り返しとは珍しい。
水口から水口松尾まで駅歩き。この区間も思ったよりギリギリだった。列車の警笛が聞こえて、いい目安にはなったのだけど。
水口城南、水口石橋と順序を入れ替え、17時43分、11時間半かかった近江鉄道の駅降りは終了した。
ところがまだ外は明るい。というわけで草津線の駅降りへ。今度の草津行までは時間があるので、まず甲南へ向かった。夕方の草津線は、貴生川折り返しが柘植まで伸びるので駅降りが比較的楽である。
甲南から甲西へワープ。甲西は片面なのに橋上式駅者となっている。三雲では交換列車に乗るため4分間の滞在となった。帰宅時間帯ためだったが、他駅に比較しての駅前広場整備の悪さが目に付いた。石部は交換待ちの7分の間に駅降り、手原に着いて今回の駅降りは終了した。
その後、草津で新快速に乗り継ぎ、京都から新幹線で帰京した。
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