京成、都営、京浜急行、北総、新京成の5社は10/21にダイヤ改正を行うことを発表した。改正概要は以下の通り。
★上野5時58分、日暮里6時03分発の下りスカイライナーを新設する。なお、上野12時発と12時40分発は12時20分発に統合する。
★14時台から16時台に、上りスカイライナーを増発して成田空港13時38分発から17時40分発まで20分ヘッドとする。なお、成田空港10時59分発と11時39分発は11時18分発に統合、12時39分発は廃止とする。
★アクセス特急の停車時間の見直しにより、所要時間を短縮させ、成田空港→押上を9分短縮の52分、押上→成田空港を4分短縮の55分、成田空港→羽田空港を10分短縮の94分、羽田空港→成田空港を7分短縮の96分で結ぶようにする。
★アクセス特急と北総線普通の接続を、矢切での通過待ちから新鎌ヶ谷での緩急結合に変更し、都心対白井方面及び、矢切対成田空港の利便性を向上させる。
★シティライナーは上野発9時03分、成田発15時15分の1往復のみとする。
★北総線普通のうち、平日6往復、土日下り9本上り7本を印西牧の原から印旛日本医大まで延長運転する。
★平日20時台の北総線急行を普通に格下げする。
★平日午後の都営浅草線列車4本を6両から8両へ変更する。
★16時台から18時台の押上止り11本を京成線方面へ延伸する。
★夜間の泉岳寺において、京成線方面列車の接続を改善する。
★土日7~8時台の西馬込発着を毎時16本から毎時22本まで増発する。
●品川・都心方面~羽田空港
★平日朝ラッシュ時に羽田空港へ向かう「快特」を3本増発し、「エアポート急行」と合わせて毎時9本体制とする。
★データイムの「エアポート急行」を全て「快特」に格上げする。これに伴い、品川~羽田国際線ターミナルを12分で結ぶ列車を毎時6本運転する。また、土休日夜間も同様に毎時6本体制とする。
★品川~京急蒲田間に普通を毎時3本新設する。
●横浜方面~羽田空港
★平日朝ラッシュ時に羽田空港へ向かう「特急」を3本増発し、毎時6本体制とする。(土休日はエアポート急行)
★データイム及び平日夕ラッシュ時に「エアポート急行」を増発し、毎時6本体制とする。
★羽田早朝5時台のエアポート急行1本を印旛日本医大まで延伸する。また平日、品川5時59分の特急を青砥まで延伸する。
★平日夜間の品川発着エアポート急行2.5往復のうち、下り1本と1往復を泉岳寺まで延伸、1往復を京成高砂まで延伸する。
★土日20~21時台の快特4本を泉岳寺まで延伸する。
★データイムの新京成の運転時刻を上下共に4分繰り上げる。
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蒲田高架化改正は当然、トンネルの向こうに影響。スカイライナーの基本スジはあまりいじられてないが、蒲田縛りがなくなった分エアポート快特、アクセス特急のスジをいじりやすくなり、泉岳寺や新根古屋での時間調整が短縮された。新根古屋での時間調整はシティライナーの一部廃止が大きいかもしれないけど。
新根古屋での停車時間は、下りが最高7分、上りが10分、リリースでは7分と9分の短縮だから、丁度一致する。上りは、現状成田湯川→押上まで40分だから、リリース通りなら成田空港→成田湯川を12分で走らなければならないわけで。スカイライナーのすぐ前を先行して、成田湯川での待避時間を2、3分に短縮させるのだろうか。2本続けて走った方が途中で交換する必要がなくなるし。
ダイヤを予想するためのヒントは4つ。
1.スカイライナーのスジは上りが微妙に繰り上がっただけで、下りは変更なし。
2.アクセス特急と北総普通は新鎌ヶ谷で緩急結合し、どちらも待避時間は短縮されている。
3.新京成のスジが4分ずれていることを考えると、本線系統もずれた可能性が大きい。
あとはリリースにある所要時間ぐらいか。一週間も待てば答えが出てくるのだけどね。
先述した通り、スカイライナーがアクセス特急を追い抜くのが成田湯川と断定できれば京急のスジまで見えてくるのだけどね。スカイライナーは普通を印西牧の原で追い抜いて。でも、東松戸退避の可能性もなくはない。退避時間分は高砂や押上での停車時間でペイすればいいのだし。
個人的には、千住大橋での待避が減ればいいのだけど。シティライナと特急の続行がなくなるから、長時間停車だけでもなくなるだろうけど。
夏季の臨時アクセス特急は定期格上げにはならなかったのね。早朝はスカイライナーができたのだけど、深夜は。年末年始に走る可能性はありそうだな。
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