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しーさるの鉄日記

京成をほぼ乗りつぶし(後半)

東成田から京成3700運用の快速に乗ること2分、12時53分に成田空港駅に到着した。成田空港駅は、手前の京成本線部分と奥のスカイライナー部分が分かれた島式と、アクセス特急専用の片面がある構造。アクセス特急のうち、平日初電はスカイライナー専用ホームからの発車となる。京成本線ホームに行くにはコンコースの改札2箇所を経由することになる。京成本線ホームのLCD掲示板は、以前は特急上野行が並んでいたが、今は快速西馬込行が並ぶようになった。西馬込行がわかりにくなったら、スカイライナーが上野へ行くので、ライナーカウンターで購入してくださいというところなのだろう。駅には指定券券売機はなかったので、そのライナーカウンターでライナー券を購入、スカイライナーの発車まで時間がなかったので北ウィングを少し覗いただけだった。

スカイライナーの折り返し時間は10分しかない、そのため客扱いは発車数分前となる。自分の乗ったスカイライナーは、京成王子こと中島健人の特別装飾がしてある『KENTY SKYLINER』で、中島健人による自動放送も流れる。去年7月から運用を開始、どのスカイライナーに充当されるかは、公式ホームページでわかるので、成田空港を利用する中島健人ファンでも簡単に利用することができる。

スカイライナーは13時13分に成田空港を出発、空港第2ビルを出てすぐに地上に出た後、一旦130キロくらいまで出すが、すぐに減速して、13時21分に根古屋信号場に到着、70秒停車して下りスカイライナーを交換した。根古屋信号場を出た後は一気に加速、土屋付近で160キロに達する。 印旛日本医大の手前で130キロに減速、13時39分に新鎌ヶ谷に到着した。

根古屋信号場から新鎌ヶ谷までの表定速度は110キロほど、常磐線特急『ときわ』の柏から土浦間の105キロを少し上回るくらいだ。160キロを出したのは土屋から印旛日本医大までの10キロだからそんなものかと。ちなみに交換待ちのない下りは、新鎌ヶ谷から空港第2ビルまで、18~20分と上りよりも3分以上速く、18.5分とした時の表定速度は122キロになる。この表定速度にほぼ匹敵するのは長崎新幹線の諫早~新大村間だが、それについては6分しか走らないので、20分近く走ってこの表定速度というのは国内ではここだけだ。

新鎌ヶ谷では80秒停車、自分の乗った車両だけでも3人が乗ってきた。改正による停車から1か月経過したが、需要はなくはない感じだ。東松戸で追い抜く普通から誘導しても良さそうだ。新鎌ヶ谷から青砥までは11分、表定速度は76キロと低い。無停車の同区間8分と比べてもだいぶ流している。

今日乗った、青砥、新鎌ヶ谷停車列車の京成上野、成田空港間の所要時間は53分、交換待ちのない逆下りは50分前後となっている。無停車の43分と比較すると3か所停車10分のタイムロス、駅停車によるタイムロスは、一般列車は1分、新幹線は4分だから、そんなものだろうと感じる。それでも、先述したように新鎌ヶ谷から先は100キロ以下で流している感じだ。成田空港から青砥までの所要時間は38分、下りの日暮里から成田空港までの所要時間と同じだ。ただ、青砥はホーム上で乗り継げるのに対し、日暮里は階段を昇り降りする必要がある。そのタイムロス込みで、無停車で日暮里乗り換えの東京駅で時間的に青砥乗り換えに匹敵するのは浅草橋辺りということになる。

成田空港から38分かかって、青砥着13時51分、スカイライナーは特急久里浜行とホーム上接続する。このことで、都営線方面だけでなく、京急線方面への利便性を確保する。横浜着ですら、上野で乗り換えた場合も、青砥で乗り換えた場合も同着だ。しかも特急料金300円込みで400円以上安くなり、乗り換えも楽になる。特急久里浜行は数分停車して54分の快速上野行に接続、同時に発車していった。数分後、普通上野行が入線したので乗り込むことに、羽田空港行のC-Flyerと13時58分に同時に発車した。

普通に乗って、町屋で下車、近くで開催されている3D鉄道模型祭りを見物することにした。無料のためか、結構混雑しており、入場制限で会場に入るまで20分かかった。ジオラマを展示しているイベントだと思ったけど、鉄道車両の模型の車体とか部品を3DCADや3Dプリントで作成、そして販売しているイベントだった。KATOも車両ではなく、動物とか変わったものを展示していた。鉄道図面の本も販売されており、こういう分野もあるのだなと新鮮味を感じた。

町屋発15時15分の京成臼井行に乗車、15時28分に高砂に到着して、37分の金町線に乗り換える。金町線は15分ヘッド、柴又で上下列車が交換する。高砂~金町間の所要時間は5分なので10分で折り返すことになる。京成高砂発16時02分の快速に乗って、押上には16時10分に着いた。

押上からは京成上野に抜けることに。スカイツリーシャトルで抜けることも考えたが、来春改正でできなくなる、とうきょうスカイツリーから浅草までの特急券不要の特急乗車をすることにした。とうきょうスカイツリー発16時42分に3両リバティが入線、ホームにいた数十人の客は外国人観光客を残して、吸い込まれていった。一般客にこれだけ浸透しておいて、改正後は混乱しないのだろうか。浅草駅のカウンターで特急券を提示してもらうことでチェックするだろうけど、その場で特急料金払えというのものね。一般列車だけでは毎時6本と少ないから、優等も乗せてくれた方が便利なのだけど、SPACIA Xに無料で乗せるのは抵抗感があるというところなのだろう。一日に二度も私鉄の特急車両に乗るのは、GWの関西旅行の時に南海『こうや』と近鉄阪奈特急を乗り継いだ以来だ。

浅草からの銀座線は、数分後のこんどの列車でなく、その次の5分後の列車に乗ることに。これが正解で、こんど発車する隣の列車は通路までぎっしりだったのに対し、次の列車は余裕で座れた。その列車も発車寸前は混んでいたが、先ほどの列車ほどではなかった。

銀座線から京成線に戻り、京成上野発17時27分の列車で帰宅した。本線の京成成田~空港第2ビル間は乗ってないけど、まぁいいかと。

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