大阪府と箕面市、北大阪急行、阪急電鉄の4者は北大阪急行の千里中央~新箕面駅間2.5kmを延伸することで合意した。整備費用は650億円、建設費600億のうち、国は北大阪急行受益相当額を差し引いたものの半分、大阪府は100億を負担し、残りは箕面市が負担し、2020年の開業を目指す。
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万博の頃から半世紀にわたり千里中央が終点だった北大阪急行もようやく北へと延伸することになった。新設される駅は新箕面と箕面船場の2駅、新箕面は箕面から2キロも離れていない。ラッシュ時に箕面から通勤準急に乗ると梅田まで29分かかるが、新箕面からだと24分で行くだけでなく、梅田以南の都心部へ行くことができる。また、阪急の通勤準急が16分に1本しかないのに対し、千里中央発がそのまま延びればラッシュ時4分間隔、データイム8分間隔、ラッシュ時はかなりの客が箕面から流れてくると思われる。
想定されている車両費は50億、28日にデビューするPOLESTARⅡが5編成導入されると思われるが、大阪市交通局との車両の精算はどうなるのだろうか。現状の乗り入れ先走行総距離(車両数×乗り入れ先の距離)では北急車延べ196キロ、市交車延べ236キロだが、延伸後は北急車延べ318.5キロ、市交車延べ336キロ、大阪市の支払いが現状の半分以下になるのか。
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