JR東日本は、上越新幹線の開業35周年を記念して、11/6~11/30まで『えきねっとトクだ値』『モバイルSuica特急券』にて、列車、席数、区間限定の50%割引の商品を発売することを発表した。
対象となるのは東京発748、912、1440、1812、2024、新潟発631、1218、1413、1856の計9本、東京~新潟の発売額は、えきねっとトクだ値が5,280円、スーパーモバトクスペシャルが4,830円となる。東京発着以外にも、上野発着、大宮発着の設定もある。
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秋田新幹線、東北新幹線、山形新幹線、北陸新幹線と発売してきた『新幹線YEAR2017』の半額割引、11月は上越新幹線で発売することになった。ただし列車は限定、そのうち東京発748、1812、2024、新潟発631、1856に人気が集中しそうだ。特に東京発748は『きらきらうえつ』に接続、912は大宮にしか停車しない速達タイプで『いなほ』に接続する。また、新潟発1856についても『きらきらうえつ』との接続を受ける。つまり、土休日は特急料金不要の最安値で東京と庄内の間を移動できる。東京~酒田間で、新幹線、いなほを乗り継いだ時の運賃+指定席料金は14,280円、これがスーパーモバトクと『きらきらうえつ』の乗り継ぎだと8,370円と6,000円近く安くなる。夜行バスと比較しても500円高いだけである。
東日本エリアで一番お得な週末パスと比べるとどうなのだろう。東京から新潟まで単に往復すると、21,140円のところが18,630円と2,500円下がる。東京から酒田まで往復で『きらきらうえつ』との乗り継ぎを選択すると19,670円、往復ともスーパーモバトクを利用できれば3000円近く安くなるが、片道だけだと逆に3000円高くなる。『いなほ』利用となると、週末パスは乗り継ぎ割引で指定席特急券が1000円以上安くなるが、スーパーモバトクはその適用が効かないので往復時の差額は2000円以下になってしまう。
新潟エリアには、えちごツーデーパスという、金土日のうち2日間、県内の全鉄道に乗れる切符がある。これとモバトク往復を組み合わせると12,350円になる。モバトクを片道だけにしても18,090円となり、週末パスでの往復よりも安くなる。モバトクを往路にして、新潟から越後湯沢間をツーデーパス利用にすれば、さらに2,270円安くなる。
このように、東京~新潟間だけでなく、それ以外のエリアへ向かうのにも安くなる『新幹線YEAR2017』の半額割引、西日本の乗り放題の時のようにホームページに繋がらずに10分以内に売り切れまではいかないにしろ、土朝日夜の分はすぐに売り切れになりそうだ。
そして、残った『新幹線YEAR2017』は、12月の東北新幹線の八戸延伸15周年、この時も半額割引を発売するのだろうか。東京~大宮⇔盛岡、新青森は6月の35周年記念の時に発売したけど。
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