しーさるの鉄日記

日比谷線(日比谷-中目黒)

日比谷は相対式、銀座寄りは一つのコンコースに対し、ホーム別改札を持つ珍しい構造である。このコンコースを西へ進むと別の改札に突き当たる。こちらは両ホームへ出れる普通の改札である。ホームの霞ヶ関寄りには千代田線乗換え専用階段、コンコースを経由ぜずに直接千代田線ホームに抜けられる。銀座寄りの出口は単独出口が多く、日比谷寄り出口はビルと共有する洒落た出口である。


ゆっくりと垂直に曲がり、国道1号線の下を走るようになると霞ケ関に着く。霞ケ関は島式、日比谷寄りを丸の内線、神谷町寄りを千代田線がオーバークロスしている。丸の内線の池袋方面へは階段1ヶ所で乗り換えられるが、それ以外は一度改札内コンコースに出なければならない。基本的にはコンコースが地下1階、ホームが地下3階にある単純な構造だが、改札から外に出るには入り組んだところを通ることになる。周辺は官庁街なので出口を共有せずに単独出口となっている。

ここからは駅間距離が長くなり、各駅間は3分かかる。また駅は全て相対式である。途中、銀座線虎ノ門駅コンコースの下を通るが、日比谷線には駅はない。神谷町のホーム幅は広く綺麗に改装されている。六本木寄出口は細長いビルに囲まれた単独出口、東京メトロの出口では一番東京タワーに近い。霞ヶ関寄り出口は森ビルなどと共用、東側は愛宕山になっている。

また垂直に右折し、外苑東通りの下を走るようになる。さらに左に曲がると六本木に到着する。神谷町寄コンコースからは大江戸線に改札外乗換え可能、南側出口はビルの入り口横にあるオープンな構造、北側にはバス停のような単独出口がある。以前はアマンドのある南への流動が大きかったが、ミッドタウンがオープンした今では北への流動も多くなった。広尾寄コンコースを出るとすぐに六本木ヒルズへの地下通路が続いている。

広尾の恵比寿寄はホーム別改札、両方ホームは改札内通路で結ばれている。中目黒方面ホームへ通じる出口は2階建ての単独出口、北千住方面ホームへ通じる改札及び券売機は、雑居ビルの1階にある。六本木寄は土地が上がっているので、両ホーム共有のコンコースを持つ。出口は東側のみで、そのすぐ脇には歩道橋がある。出口周辺にはオープンカフェが何軒かある。

恵比寿は山手線の外側にある。広尾寄コンコースからの出口は南側2ヶ所、北側1ヶ所、南側のうち1ヶ所が山手線駅の駅前広場に出るもので他の出口と比較すると大きい。中目黒寄コンコースからの出口は南北2ヶ所あるが、早朝は閉鎖されている。南側出口はアーケード商店街に接続しており、昔からの店が数軒ある。

恵比寿を出て左カーブすると、地上に出て東横線に挟まれる。中目黒は山手通りの上にある2面4線の高架駅。中目黒止りの列車はホーム先の3本の電留線で折り返す。

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