しーさるの鉄日記

小田急GSEとケーブルカーと相鉄20000


今日は、神奈川を中心に新型車両とケーブルカーに乗ることにした。

まず、小田急ロマンスカー『GSE』で新宿から小田原へ移動。新宿発9時の『スーパーはこね』で、小田原まで59分の最速タイプだ。最速といっても小田急での話、ようやく他の列車に邪魔されずに走れるようになっただけで、西武以外の有料特急と比較すると遅い。駅間の表定速度などについては、後日のブログに回すことにする。

10時打ちで初の展望席を確保したものの、位置は2列目の窓側、前面の眺望性は思ったほど良くなかった。段差がないからな。そのことで広い車内を確保できたのだけど。展望車は席が埋まっていたものの、列車自体は発車直前でも席が残っている状況。日曜日だから、こんなものだろう。乗り心地もいいけど、100キロ以上出しても速さを感じさせないくらいの静かな印象も受けた。

小田原到着時には東海道線の接続列車はもちろん、新幹線の接続列車も案内。9分で『ひぞみ』に接続するとのことだ。品川発9時40分だから山手線でのアクセスを含めると、時間差は大したことない。料金+運賃は166円安くなるだけだが、山手線や品川駅での混雑を考えると、こっちの方が断然いい。ただ、ロマンスカーが遅延して『ひぞみ』に接続しないと、だいぶ悲惨なことになる。


小田原から東海道線で熱海へ。熱海に着いたら上り『踊り子』が併合作業中。来年にはこの光景が見られなくなるのだろうな。熱海は改良工事されてから初めての下車。改良工事といっても駅舎の方だけ、地下通路は狭いままで、駅の利用客だけでなく伊東線との乗り換え客でごった返している。小田原のような橋上駅舎にした方が良かったのに。

熱海駅から伊豆箱根バスで十国登り口駅へ。そこから十国鋼索線で十国峠駅まで往復した。十国登り口駅はドライブインの一角、お土産屋横の階段を昇った所に乗り場と切符売り場があり、頭端式になっている。101m上がった十国峠駅は十国登り口駅と同じ頭端式、2階建の円形展望台の1階に出れるようになっている。円形展望台の2階には昔のケーブルカーの写真が飾ってあった。ケーブルカーは毎時00、15、30、45に両方の駅を出発、その中間ですれ違う。両駅間の所要時間は2分40秒ほど、12分で両端の駅を折り返す。

十国登り口から再び伊豆箱根バス、熱海駅では接続時間が3分しかないので、福道町バス停で降りて来宮駅まで数分歩いた。来宮駅のホームに上がると、伊豆クレイルが交換待ちを行なっていた。熱海で東海道線に乗り換え、さらに小田原で小田急線に乗り換えた。


小田急線を鶴巻温泉で途中下車、鶴巻温泉の南口は小さい出入り口があるだけだったが、先月23日、上下ホームを結ぶ跨線橋の先に南口の改札と下り線に並行する歩道橋が新設された。南口の下にはロータリーが整備、歩道橋は新宿寄りの県道を越えている。

鶴巻温泉から一駅間だけ乗って、伊勢原で下車。そこから神奈中バスに乗って大山ケーブルへ向かった。大山ケーブルバス停からケーブルの駅までは、案内によると階段を上がること15分、そこを10分ほどで上がったので、1本前のケーブルカーに間に合った。
ケーブルカーの大山ケーブル駅は、標高400mで阿夫利神社へ向かって左側に駅舎がある。頭端式だが通常は左側ホームのみ使われ、右側ホームへはカラーコーンで封鎖されている。
大山寺駅は相対式、両ホームは阿夫利神社寄りの跨線橋で結ばれている。出口は阿夫利神社へ向かって左側1番線ホーム、待合室はなく、段差のついたホームに椅子が配置されている。1号車が1番線、2号車が2番線からの発着となるので、大山ケーブル行、阿夫利神社行は時間によって、発車ホームが交互に変わる。そのため、今度はどっちのホームからの発車になるか、自動放送でかかるようになっている。また、線路の真ん中のロープの有無でどっち方向へ行くか判別が可能だ。無人駅なのできっぷなどの販売はなく、ケーブルカーを降りた後での清算となる。
阿夫利神社駅は右側にホームと駅舎のある構造、駅前の緩い階段を下りていくと、神社の方へ上がっていく階段がある。阿夫利神社から大山寺まで駅歩きしたのだけど、滑落しそうなくらいの岩でできた山道がずっと続いていた。折り返しの列車に間に合うはずもなく、大山寺で一本落とすのと変わらなかった。

再び伊勢原駅へ戻り、小田急で海老名へ。海老名からは、相鉄の新車20000系に乗った。相鉄20000系は今年2月に営業運転を開始したばかりの新車で、既存車にはない様々な工夫がしてあった。まずは半自動ドア、海老名での折り返し停車中、一部のドアしか開いてなかった。今日のような暑い日に、車内の涼しさを維持するにはうってつけの機能だ。あと、目立ったのは優先席の座席が高いこと。つり革の形状も細長い円形で変わっている。あと、細長い鏡がドア横だけでなく運転席後ろにもあった。サイトで運用が明らかになっているとはいえ、横浜へ行く機会はあまりないので、もののついでに乗ることができて良かった。

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