見出し画像

しーさるの鉄日記

日光線駅巡り

東武宇都宮からJR宇都宮駅に向かうことになっていたが、先ほど通った南宇都宮駅がリニューアルされたことを知り、10時20分の南栗橋行で折り返すことにした。一駅間だけ乗って、南宇都宮には10時23分に到着した。南宇都宮駅は2020年にリニューアルした。開業当時から使われてきた壁面の大谷石を補修するためでなく、新たな大谷石を増設して、デザインを統一、屋根に使われている青緑の洋風瓦や待合室については駅が建てられたときの色に再現している。また、駅舎の三連窓、出入り口の上にある欄間、待合室の天井も補修により、リニューアルされた。昔の形に復元させるというのは建て替えより難しいかもしれない。南宇都宮から鶴田まで20分歩くことも考えたが、鶴田からだと座れない可能性もあると思ったので、東武宇都宮経由でJR宇都宮に出ることにした。

南宇都宮を6分で折り返し、東武宇都宮着10時32分、先ほどは改札から右側の階段を下りて外に出たので、今度は左手の階段を下りることに。そしたら、宇都宮東武のバスターミナルがあり、10時40分発の関東自動車の平出工業団地行のバスがそろそろ発車となっていた。宇都宮東武からのバスは30分開くこともあるから、このタイミングで乗れるのは運がいい。Googleだと東武駅前バス停まで数分歩くことを案内されたが、バスが遅れて来る可能性が高い。JR宇都宮駅西口に着いたのは10時52分、駅周辺は11時オープンの餃子屋を待つ列ができていた。日光線までは時間があったので、11時発のライトレールを見送るなどして時間をつぶした。

日光線の宇都宮発は11時22分だったが、接続の下りやまびこが到着する11時06分くらいから待って、座れる確率を高くした。新幹線からJAPAN RAIL PASS利用のインバウンド客が乗り換えてくるからだ。階段付近は数人いたが、階段から離れた前の方は待っている客がいなかったので、ベンチに座って少し待った。11時16分、太刀客が少し出てる状態で宇都宮行が入線、入れ替わりに乗車する。空席は5つくらいあり、早く並んだのは取り越し苦労だったが、発車する頃には全て埋まった。少し遅い時間帯の外国人観光客が多いが、地元の利用客もそれなりにいる。営業係数が水戸線、両毛線と同じくらいで、輸送力が少ないからこんなものかもしれない。

日光線の駅巡りをしたのは、自分が駅巡りした2009年より後に建て替えれたり、新しい駅舎が追加された駅を再訪するためだ。鶴田を飛ばして、鹿沼には11時37分に到着した。鹿沼駅は駅巡りした5年後の2014年に『ぶっつけ祭り』の彫刻屋台をコンセプトに駅舎に改修、外壁の中から下側は木目色となった。出入口付近はガラス張りの屋根が増設され、コンコースに日の明かりを取り入れられるようにした。宇都宮行は跨線橋を渡った2番線からの発着だが、朝1本、夕夜4本の折り返し列車は駅舎側の1番線からの発着となっている。宇都宮の餃子に対し、鹿沼はシウマイが名物、駅前にはシウマイ屋があり、シウマイ像もあった。

16分で折り返し、鹿沼発11時53分の宇都宮行に乗車、飛ばしてきた鶴田には12時02分に着いた。鶴田も2014年に『舞いおりた鶴』をコンセプトに駅舎を改築、白い外壁に赤い柱、入り口のガラスは黒い框となっている。入り口へ下がっている上屋は羽根をイメージしているようだ。島式構造で宇都宮行は駅舎側の1番線からの発着、日光方面は逆側の2番線の発着だが、8時17分までの5本と最終は1番線からの発着となる。駅近くの栃木銀行研修所の前の並木道は黄色く染まっていた。通り沿いにバス停があり、日光線の倍以上のバスが宇都宮駅へ向かっていた。ただし、所要時間は日光線より多くかかることになる。

19分で折り返し、12時21分の日光行に乗車する。すでに降りた鹿沼を出ると、最高速度の95キロを出すようになる。しかし登り勾配があるためか、80キロほどに落ちてしまった。次の文挟も飛ばし、下野大沢には12時45分に到着した。下野大沢駅は、2009年に駅巡りしたときは宇都宮行ホームのある東口は改築を終えた直後だった。その翌年、2010年12月に西口が新設となったので、改めて寄ることにした。西口駅舎は改築後の東口駅舎と同じく薄い黄土色の壁に木目調の腰壁という外装、線路に対して垂直方向だけでなく、宇都宮方向に向かっての出口もある。屋根が高いためか外観は二階建てのようで、屋根の下の窓ガラスから光が差し込むようになっている。日光寄りに同じ外観の公衆トイレも整備された。その近くに、ロータリー状の駅前広場、さらに駐車場も整備された。周辺は民家も多いから、西口の需要はそれなりにあるだろう。フリーきっぷではないから、西口から外に出たら、東口まで普通の道路を遠回ししなければならない。その途中、列車の接近放送が。この時間に定期列車がないと思い、反射的にカメラを向けたら185系C編成が通過していった。あまりの突然の出来事に柵ごしの撮影となってしまった。あとで調べたら、修学旅行臨とのことだ。機会があったら、普通に撮影したいところだけど、臨時スジは追うのが難しいからな。下野大沢駅で40分近く時間があるので、駅近くのスーパーで買い物する予定だったが、反対の駅舎まで遠回りしたため、少しギリギリだった。昼食と飲み物は買えたものの、食べる時間はなかった。

38分で折り返し、下野大沢発13時23分の宇都宮行に一駅だけ乗車、文挾には13時30分に到着した。文挾駅はリニューアル前に駅巡りしたと思っていたが、後で調べたら2008年に東口が設置され、その翌年に西口がレトロ調に改築された。つまり、駅巡りした2009年から駅は変わってないことになる。それを考えると、下野大沢駅で日光線の駅巡りを終えて、東武の明神駅まで歩いても良かったけど、下野大沢駅をすぐに出ないと、東武側では同じ列車に乗ることになったようだ。文挾駅で昼食と思っていたが、東口から外に出て、西口まで歩いていたら、東武下小代駅へ行くのに時間的にギリギリになってしまった。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「その他日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事